2019年 鹿児島ユナイテッドFC 総括 その6 課題&改善点 編



鹿児島ユナイテッドFCを関東から応援するえどづめの2019年。総括。その6。課題&改善点編。

前回までは振り返りをしました。

失点数が多かったため負けを引き分けに出来なかった。

得点数が少なかったため引き分けを勝ちに出来なかった。

そして課題と改善点。

2019年の降格をしっかり受け止めないと2020年を迎えられない。

えどづめなりの2019年度、鹿児島ユナイテッドFCの総括です。

2019年 鹿児島ユナイテッドFC 総括 その5 チーム編 エピソード3
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鹿児島が1年間を通して悩んでいた事

一年を通してベストメンバーを模索していた。

鹿児島はスタメンが代わる度に考えながらプレーをしているようだった。

チームはワンボランチの4-1-4-1でシーズンをスタートするがゴールが奪えず5連敗の7戦ノーゴールもあった。

9節の山口戦でニウドと八反田でダブルボランチを組み、4-2-3-1に変更するとボールがスムーズに回りだし、後ろはこの形で決まる。

あとは前線の組み合わせ、そして、どうゴールを奪うのか、誰がゴールを決めるのかを試していくが、、、、、、決まらなかったぁ。

特に決まらなかったのが1トップ。ヨンテでシーズンスタートしゴールをあげるもルーキーなので当然のように行き詰まると、今度は萱沼、米澤を使ってみるが結果が出ず、途中出場が多かったが薗田も試したが、なかなかはまらない。

酒本をフォワードで使う「まさかの酒本ゼロトップ」を発動。枝本もチームになじんできて酒本-枝本のセットはコンビネーションで崩す事は絶品だったが、なんせ二人ともシュートを打たないしゴールが奪えない。

夏の移籍でルカオと和田を加入する事になるが、ルカオのポテンシャルは認めるもののチームとのコンビネーションが一向に上がっていかない。ルカオが悪いわけではなくチームといまいち合わなかった。和田は怪我もあり満足に出場する事が出来なかったのが残念。

最終的には、結局、ヨンテが1トップを勤める事になる。

個人的にベストメンバーだと思っているのはやはり結果が出ていた第10節~第13節での

萱沼
(米澤、ヨンテ)

牛之濵  酒本  五領 

八反田  ニウド

砂森  堤   水本  藤澤

ジュンス

と、こちらも結果が出ていた第26節~第27節での

酒本
(交代でヨンテ、萱沼)

牛之濵  枝本  五領 

八反田  ニウド

砂森  堤   水本  藤澤

ジュンス

であろうか。

後ろは基本変わらない。堤が赤尾でもいいし八反田が中原秀人でもいいでしょう。

牛之濵と五領も文句なし。欠かせない。

やはり1トップとトップ下が悩み処。ヨンテにエースとして自立してほしかったが枝本と酒本も外せない。

最後までここの答えが見つからなくて試行錯誤しているうちに、降格が近づいてきてしまった。

失点を減らす事

やはり守備が課題ですね。

どうして失点したのかを踏まえて、今年はどうすればいいか。

●先制点をとられ過ぎた。その為にバランスを崩しながらゲームをしなければならなく、自分達のやりたいゲームプランを遂行する時間が少なくなってしまいチームを構築するのに時間が掛かってしまった。

先制点は取るもの。取られてはいけない。一の太刀をあびせよ!

●前半も後半も開始早々に失点してはいけない。集中してゲームに入る事。

前半も後半も終了間際に失点してはいけない。最後まで集中する事。

ゴールを奪われた後、立て続けに失点を重ねてしまう。集中。

ゴールを奪った後に失点してしまう事もある。集中!

●セットプレーからの失点が、、、、まぁ多い。

集中力と相手がやってくる傾向の情報を手に入れておくこと。誰がどこを守るのかというような決め事もしっかり落とし込んでおくこと。

そしてセットプレーを与えない事も重要。

●球際で負ける試合もあった。

常に戦う事。相手の勢いを受けてしまうと後手に回ってしまうので出来るだけこちらが主導でゲームを進める事。

●ビルドアップからのミスはなるべく無くす。自信をもってパスを回していこう。

強いパスを出す技術。

相手の欲しいところに正確に出す技術。

出し手が敵を引き付けてからパスを出さないと受け手が大変になる。受け手の事も考えてパスを出す。

ターンなどでプレスを躱す技術、出すと見せかけて止めるとか右と思わせて左とか躱す技術があるといい。

強いパスを思い通りに止める技術、すぐ次の動作に移れなければプレスに捕まってしまう。

常に受ける準備をし、受ける場所にポジションをとる。

相手がいてもターンで前を向く技術。前を向く事で相手は下がらなければならなくなりパスコースが出来る。

多いな、守備の課題、、、

しかし、えどづめは守備の課題の重さよりも、むしろ重要な課題は攻撃にあったと思う。

攻撃が良ければ先制点は先に取ってしまえばいい。

ビルドアップはもはや攻撃だ。

得点を増やす事

攻撃の課題

なぜ得点できなかったのかから今年はどうするか。

押し込むことは出来ていたのでそこから得点にどう結びつけるか。

●セットプレーからの得点が、、、、まぁ少ない。

ある程度パターンの練習が必要だ。困ったときに助けてくれるのがセットプレー。持っていて損はない。

●サイドを使い守備を動かし相手ディフェンスを広げて、ディフェンスが崩れたところで中でしとめる。

崩すところまでは、出場メンバーによるが出来ていた。

仕留めに行くときの判断を正確に。強引なシュートが必要なときもあるし、隣にフリーの味方がいるかもしれない。

誰が仕留めるのかお互いに感じていなければ無駄なパスが出来てしまうし、シュートを打つタイミングで打ち切れない。

●単純に裏を狙うことを増やしたい。左右だけでなく縦にもディフェンスを動かしたい。

裏抜けを狙うフォワードの動きが必要。

●よく鹿児島の試合ではシュートが相手のキーパーに止められてしまった。キーパーが当たっていることが多かった。それはシュートを読まれているという事。

キーパーのタイミングをずらすだけでもゴールは決まるもの。シュートは落ち着いて、枠の中に、一工夫して蹴ろう。

●相手が引いて守った時のこじ開け方を決めておこう。簡単ではないが守っている相手からゴールを奪えないと優勝は難しい。

●ショートパスが行き詰まった時に、シンプルにクロスも武器にしたい。

砂森、藤澤、酒本、五領とクロスが得意な選手もいるので組み込む余裕が欲しい。

理想はもっとボール保持の時間を長くして攻撃の時間、回数を増やしたい。

ゲーム運びを賢く

●ゲームメイクをしよう。

チームで意思統一が出来ていない時間があった。

攻撃するときと守るとき、ショートパスで崩すのかクロスで決めるのか、今は相手を惑わす時なのかゴールを狙う時なのか。

ゲームメーカーがいればいいのだが。

●対策を練られてときに修正を出来るように。

相手がどこを狙ってきているのかを察知したならば、監督に言われる前にチームで修正を出来たら良い。

●自信。

自信が生まれなかった。

「大丈夫、必ず1点取れるから」「大丈夫、このまま失点せずに試合を終わらそう」等と、結果がついてこなかった為に自信となるまでに至らなかった。

鹿児島にとっては攻撃の方だろう。「いつでも1点取れるから」の自信があれば自分達も焦らずプレーを出来たし、相手も鹿児島の選手の顔をみて不安になり消極的なプレーとなったろう。

鹿児島のサッカーを自信を持ってプレーが出来ていれば、もっといい結果が生まれていたと思う。

●「ボール保持から自分たちで仕掛ける攻撃的なサッカー」で相手を圧倒できれば失点も減っただろうし得点も延びたはずだ。

達成できなかったのが苦戦した要因か。

スタメンが固定出来なかったのも失点も得点も、この戦いかたが確立できなかった為だ。

やろうとしたコンセプトのサッカーが出来なかった為に「J2定着」の目標も達成できなかった。

このコンセプトのサッカーを確立することが今年の課題となるだろう。

個人的に思うこと

決して駄目だった訳ではない。

J2元年で勝ち点を40獲得したのは自信にしていい。

見ていて楽しいサッカーをしていたし。

最終戦の福岡戦。

岐阜、水戸に勝って、勝ち点も40まで積んで、残留が決まるものだと思って福岡戦を迎えてしまった。

40いったなら残留とのルールなんてものは何処にも無いのに。

サッカーは相手がいるものなのに。

引き分けることですら大変なことだと一年間学んだのに。

魔境だとか魔物が居るだとか言っていたのに。

甘かったのだ。

引き分けでもよかったのだ。

しかし社長も監督も選手も、、、もちろん私も「勝利でシーズンを終わろるっ!」

甘かった。

そんな簡単なものではないのだ。

何がなんでも引き分けを。誰になんと言われようと失点しない。失点しなければ負けることはない。守ってれば良かったじゃないか。時間を進めれば良かったじゃないか。恥ずかしいことではない。そんな事はどこでもやる。ロシアW杯の日本代表だって、、、

しかし、勝利を目指したことは間違いではないと思う。

そりゃ降格したくはなかった。今年もJ2で戦いたかった。

でも、守って残留を決めるチームよりも勝利を求めて戦うチームの方が応援したくなる。

残念なのは、ふんわりと降格したことだ。

J2リーグが終了した時はJ3の結果如何では残留の可能性もあるという不思議な状態だった。

一週間後の試合で「やはりこれは駄目かもしれない」となり粗方の気持ちの整理を着ける。

更に一週間後にJ3リーグが終わった。

約2週間のアディショナルタイムが過ぎたあとに結局、降格。

こちらにも覚悟する時間があった。

会心の一撃を喰らって突如に死ぬのではなく、毒にかかってしまい毒消し草も無く町まで辿り着けるのか、、、で辿り着けなかった感じだ。

ただただ、ふんわりと降格を受け入れてしまった。

どうせなら負けた瞬間に絶望に落とされたかった。

懺悔します。

甘く見ていました。

地域リーグ時代のヴォルカ鹿児島とFC KAGOSHIMAから、鹿児島ユナイテッドFCへと合併してからのJFL。

2年でJ3へ昇格。J3でも3年でJ2へ昇格。

降格というシステムの無い戦いを駆け登るように戦ってきた鹿児島にとって降格するというイメージは全くなかった。

J2は22チームあるし。

22分の2。

まぁ、大丈夫でしょう。

そんな軽い気持ちで「わーい、楽しい攻撃的なサッカーだぁ」と毎試合ワクワクしながらモニターの前で応援。

行けるスタジアムならせこせこ足を運んで応援。

楽しかったですよ、勝とうが負けようが。

勝てないことの方が多かったけど。

勝てなくても楽しい。

いけないクスリかっ!

、、、

何がなんでも勝って欲しい。

いや、負けないで欲しい。

この言葉強く言えなかった事がチームにも甘さを作っただろうか。

契約満了、引退。

このリリースが立て続けに流れてきた。

そのほとんどが昨年以前からチームに在籍していた選手だ。

チーム事情もあるが、厳しいことを言うと、、、、記念のJ2だったのだろうか。

もっとしがみついて欲しかった。

J2でプレーすることにがむしゃらでいて欲しかった。

「たとえ、チームが降格しようとも自分だけはJ2に個人残留、必ずJ1でプレーするんだ」

このような意気込みではなかったのか。

実際に強い気持ちで戦ったであろう、韓 勇太やアン ジュンスは来年J3ではプレーしない。

彼らはJ3のレベルでは無いし、レンタル元が許さない。

郷中教育が必要だったのか。

もし降格争いしていたらどうする。

勝ち点40でも残留決定してなかったらどうする。

常に考えておく必要があった。

勝ち点40はJ2で戦うのに値するチームだった。

胸を張ってJ3へ行こう。

「ボール保持から自分たちで仕掛ける攻撃的なサッカー」

このコンセプトのサッカーを今年はもっと見せてくれると期待している。

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