One for all, all for one.得点を奪うために今出来る事。新潟戦レビュー『新潟対鹿児島』



鹿児島ユナイテッドFCを関東から応援するえどづめのJ2第35節、アルビレックス新潟戦ゲームのレビュー。

明治安田生命J2リーグ第35節、アウェーでアルビレックス新潟戦、6-0で敗戦。

え、、、、





10月5日の土曜日。

まだまだまだまだ暑い。

応援に行かれた方、ご苦労様でした。

12,583人の観客。

新潟のスタメンは、前節より2人変更

GK、大谷、DFは4で、早川史哉、舞行龍ジェームズ、大武、堀米悠斗、MF、戸嶋、高木善朗、本間至恩、渡邉新太、シルビーニョ、FW、レオナルド。

早川史哉は急性白血病で休んでからの復帰戦。本間至恩は初先発。

鹿児島のスタメンは、前節より2人変更

GK、アン ジュンス、DF、藤澤、水本、赤尾、砂森、MF、中原秀人、ニウド、萱沼、酒本、牛之濵、FW、ルカオ

ベンチに、永畑祐樹、西岡謙太、野嶽寛也

ガンバレ!





前半

鹿児島の入りは良い。

結構、高い位置からプレスに行ってる。

相手センターバックにプレッシャーをかけるほど。

牛之濵、シュートも打ってもよかったのに。

カウンターは気をつけたい。

砂森、藤澤の攻め上がりはいつもより控えめ。

シュートを打ちたい。

12分

中原秀人酒本に縦パス。

酒本がキープして追い越そうとしてくる秀人にパス、が、カットされてしまう。

こぼれ球を藤澤が拾いドリブル。

何とか前に進むがボールはロスト。

しかし酒本がボールを拾い、そのまま前に進んでいた藤澤にループでスルーパス

オフサイドじゃない!

ペナ脇を取った!

藤澤、深くまで侵入して折り返す。

ルカオ触れずっ!

えーーーー

、、、

、、、

これで入れられないのか、、、、

萱沼がピッチ中央でターンしたのいいな。

18分

新潟のコーナーキック。

キッカーは高木次男

先程のコーナーではいいボールを上げてきた。

ファーサイドに鋭いボール。

大武がニウドに競り勝ち、倒れながらのヘディングシュート。

ジュンスが弾く。

レオナルド。

新潟先制。

なんだよぉ。

20分

新潟のキーパーからのビルドアップ。

高木が縦パス、レオナルドが落として戸嶋が右サイドの早川に展開。

これで鹿児島は4-4でゴール前を固める。

早川は戸嶋に戻し、戸嶋は今度は逆サイドに大きく振る。

堀米が余裕をもって受ける。

萱沼が遅れて対応に行く。

萱沼の足が止まるのを待って堀米は縦に突破

クロスを上げる。

シルビーニョが待ち構える。が、大きい。

シルビーニョ届かない。

後ろに渡邊新太。

胸トラップから左足でシュート。

左隅にゴール。

新潟のビルドアップが秀逸だった。

細かくテンポよくパスを前に運び戸嶋が右に左に大きく展開する。

鹿児島は後手の守備だ。

それを見逃さず萱沼を抜き去る堀米

そしてレオナルドがいないことで守備が混乱してしまった鹿児島。

この時レオナルドは堀米にボールをもらいにペナルティエリアから出て行く。

そのスペースをシルビーニョが使う

いや、堀米のボールは狙いより大きかったので結局シルビーニョはうまい具合に囮となった

そして後ろから余裕をもってボールの落下地点にポジションを取る渡邊新太。

落ち着いて決める決定力、技術力

ジュンスかニウドへのビルドアップは狙われてるって。

新潟のフリーキック

オフサイド、、、

あ、危ねー。

鹿児島の早いリスタートから最後はニウドがゴール前に放り込む

オフサイドかよっ!

ふざけんなっ!

本間至恩、ヤバイな。試合に入ってきた。

35分

水本、イエローカード

次節出場停止

36分

新潟のリスタート、舞行龍早川へパス。

早川が前線のシルビーニョへ。

シルビーニョはライン際でキープ。

シルビーニョが開けたスペースに渡邊新太が侵入

シルビーニョがそこにヒールパス

渡邊新太フリー。

中にはレオナルド。

レオナルドに合わせる。

ゴール。

レオナルド2点目。

ジルビーニョが開けたスペースを渡邊新太が使う。

そこにヒールパス。

動きの質と技術の高さ。

37分

藤澤out、五領in

タイミング早めの砂森のクロス。

ルカオはシュート出来なかったがいい狙い。

もうすでに舞行龍、大武の両センターバックはルカオに慣れている。

相手の想像を上回る事をしていかなければ。

アディショナルタイム2分。

3点ビハインドで後半へ。





前半終了

先制点を与えてはいけないと誰もが思って試合に入っているのにコーナーキックで簡単に与えてしまった。

そして息つく暇もないくらいに追加点。

簡単に先制点と追加点を与えたら難しくもなるよ。

時間がよくない。

新潟攻撃陣の動きについていけてない。

ポジションチェンジをしながらの攻撃に全くついていけていない。

特に先制点を与えてからは翻弄されている。

攻撃の形は出来ている。

立ち上がりは良かった。

あとは決めるところ。

いい形でシュートを打つためにその前のパスを正確に。

もう、選手交代もして「行くしかないでしょモード」に入っているけど、正に行くしかない。

がんばれ!ユナイテッド!





後半

鹿児島はガンガン前から行く。

五領のシュート。

クゥー!決めたかったぁ。

53分

鹿児島の左サイドからのスローイン。

ニウド、赤尾経由で右サイドの五領へ。

五領は本間を抜き切らずにクロスを上げる。

中にはニアサイドから牛之濵、ルカオ、酒本

酒本が早川と競る。

シュートは打てずボールはルカオの前にこぼれる

ルカオ、シュート!

ブロック!

入らないっ!

舞行龍のスライディングに阻まれた。

ニウドのクロスも酒本に合わず。

鹿児島が攻めれている。

今のうちに得点が欲しい。

酒本のミドルもキーパー大谷に弾かれる。

コーナーキックを水本がフリーになってヘディングシュートも枠に入らず。

64分

鹿児島がボールロスト。

新潟はシルビーニョ、高木でボールを落ち着かせ、堀米の縦パスでカウンター発動。

センターサークルでレオナルド戸嶋に落とす。

戸嶋が受ける、赤尾がかわされる。

戸嶋、抜け出しドリブル。

左の渡邊が中に入っていく、レオナルドも追いかけてくる。

戸嶋はレオナルドにスルーパス。

砂森のスライディングをかわしシュート。

ジュンスが弾くがそれを押し込まれてゴール。

レオナルド、ハットトリック。

65分

新潟、本間out、渡邊凌磨in

66分

中原秀人out、野嶽寛也in

野嶽弟、J2デビュー

野嶽”弟”寛也、ボランチに入ってる。

72分

酒本out、ヨンテin

73分

赤尾のトラップミスからレオナルドに掻っ攫われる。

ジュンスをかわしてゴール。

レオナルド4点目。

74分

新潟、渡邊新太out、フランシスin

鹿児島はもうバランスも崩れて、フランシスにも走られてボールを前に運べない。

79分

ニウド、イエローカード

81分

新潟の左サイドをフランシスがドリブル。

萱沼が抜かれる。

萱沼スライディングも構わずフランシスはクロスを上げる。

赤尾がクリア。

いや、オウンゴール。

後ろからレオナルドが詰めていたので、仕方がないか。

84分

新潟、高木善朗out、カウエin

アディショナルタイムは4分

95分

大谷、イエローカード

笛。

総括

新潟は個人のストロングポイントを生かしてくる戦い方。

決定力の差。

ラストパスの質。

判断とプレーのスピード。

その違いが大きく出てしまった。

早すぎる先制点、続けざまの追加点を与えてしまったことで、新潟のやりたいようなゲームになってしまった。

問題は先制点だ。

与えてはいけないと分かりきっていた。

それまでの時間は鹿児島が良かっただけにダメージが倍増してしまった。

テストで先生に「絶対出るから勉強しておけ」と言われてその通り勉強して臨んだのに間違えてしまった。

最近は失点したときのダメージが大きすぎる。そういう顔をしてしまっている。

あからさまに表情に出してはいけない。

何よりこの試合の先制点は新潟には余裕と勇気を与え、鹿児島には落胆と失望を植え付けた。

以降、それを覆すことが出来なかった。

問題は先制点だ。

与えた事ではない。

奪えていないことだ。

ここ最近の試合はビックチャンスが試合開始早々にあるのに決められない。

まあ、決められないのはそのシーンのみではないが、、、

先に点を決めることで流れを変えることが出来る。

この試合も決定的なチャンスを物に出来なかった直後にコーナーキックで失点してしまい「またか、、、」と気落ちしたところで更に追加点を奪われた。

流れを変えなければならない。

赤尾の日ではなかった。

先制点のコーナーキックも赤尾のトラップミスにより与えてしまったもの。

そのコーナーキックではレオナルドを最後にマークから放してしまった。

3点目も渡邊にしっかりアタックするべきだし、4点目も戸嶋にかわされたのが失点の決定的なポイントだ。

5点目は明らかなミスで。6点目にオウンゴール。

残酷なほど赤尾の日ではなかった。

次節は水本が出場停止。

新潟は選手の明けたスペースを誰かが使うというのが出来ている。

攻撃だけではなく守備でもルカオのマークについていったセンターバックの舞行龍が空けた穴をサイドバックの早川がちゃんとカバーしている。

攻撃でも、レオナルド、シルビーニョがお互いを意識しながら動き、どちらかが開けたスペースをもう一方が使うことがちゃんとできている。

そこに渡邊新太や両サイドバックも絡んできて最後はまたレオナルドが決めるというのがチームで統一されている。

長いボールが新潟の武器だ。

センターバックからトップへのパスだったり、ボランチ経由で横に大きく展開。

鹿児島は徐々に選手間の距離を広げられてパスのテンポが悪くなってしまった。

そして早川だ。

難しい病気からプロの世界で復帰するという勇気と希望を与えてくれる。

本当におめでとうございます。

しかし鹿児島には向かい風になってしまった。

スタジアムの雰囲気が「早川のために勝利を」と一色になってしまった。

得点が取れていない。

鹿児島は囮がいない。

予想外のプレーが少ないのだ。

そして誰が得点を取るのかが決まらない。

「最後はこいつに合わせろ」が無いのだ。

ゴール前で焦って打ってしまう。

シュートのひとつ前のパスも精度が低い。

スルーパス、クロス、ワンツーの二つ目などが足元にピッタリであればもっと余裕でシュートを打てるのに、いやその精度が低いために打てていないシーンも多い。

しかしもう今更だ。

今から練習したところで今シーズン中に劇的に上達することはない。

その為にゴールを決める人と、そのために囮になる人が何人かいなければゴールは決まらない。

今のところルカオが決定力があるようには感じられないし、牛之濵も疲れている。

「自分がやってやる」も当然必要だがチームのために犠牲になる事も重要だ。

自分が囮になって誰かをフリーにさせる。

そのスペースを周りがちゃんと使う。

それが最近出来ていないように思える。

One for all, all for one.

ラグビーワールドカップが開催されているが、今こそこの言葉を。

野嶽寛也は希望だ。

若さは希望を与えてくれる。

でも、過度の期待は重荷になる。

若いのだから責任や失敗を考えずに暴れて欲しいなぁ。

もう、結果を出す時期だ。

この時期に結果を出すためにキャンプから練習を重ねて、いろいろ試しながら最適解を探してきたのだ。

しかし、ここで結果が出ない。

辛くて悔しいのは選手も監督もチームもサポーターも同じ。

全員がひとつになる事が大事だ。

鹿児島は大敗してしまうが鹿児島は勝つ事が出来る。

他の降格争いをしているチームと比べれば勝利数は多い。

引き分け?いらねえよっ!

3つ勝てばいいのさっ!

勝とう!

勝利を!

出来る!

頑張れ!鹿児島ユナイテッドFC!