風が強く吹いていたが追い風ではなかった。琉球戦レビュー『琉球対鹿児島』



鹿児島ユナイテッドFCを関東から応援するえどづめのJ2第31節、FC琉球戦ゲームのレビュー。

明治安田生命J2リーグ第31節、アウェーでFC琉球戦、2-1で敗戦。

むむむ、、、





9月7日の土曜日。

9月戦線がスタート。台風は通り過ぎたが風が強い。

応援に行かれた方、ご苦労様でした。

2,683人の観客。

琉球のスタメンは、前節より3人変更

琉球の前節のスタメンは、GK、カルバハル、DF、鳥養、岡崎、福井、徳元、MF、上里、小野伸二、風間宏矢、富所、上門知樹、FW、山田寛人。

山田は琉球で初先発。

鹿児島のスタメンは、前節より2人変更

GK、アン ジュンス、DF、酒本、水本、ヨン ジェミン、砂森、MF、ニウド、八反田、五領、枝本、牛之濵、FW、ルカオ

ニウドは出場停止開け。和田凌はベンチ、古巣で鹿児島デビューなるか。

ハン ヨンテがレッドカードで出場停止。

ガンバレ!





前半

風が強い。

鹿児島は強烈な追い風。

4分

鹿児島の左サイドの、高い位置から砂森がスローインを入れる。

受けるのはニウド、キープして中に入れる。

五領が受けてペナ内の牛之濵へパス。

牛之濵は横に流しそのボールを八反田がミドルッ!

カルバハルゥ!

弾いたっ!

弾かれたボールはもう一度八反田の前に。

しかし上里と争う形で、きっちりシュートを打てずにボールはゴールの上へ。

良い試合への入り方でボールも人も良く動いている。

そしていきなりの決定的チャンス。

が、決められず。

ニウドの中央へのボールを八反田は受けることもできたがスルーして五領に任せる。

そして五領が中央で受けることで福井が食いつく。

五領から牛之濵にパス。牛之濵に岡崎が食いつく。

ルカオは奥で徳本を、枝本は手前で鳥養を引き付ける。

4バック全員が鹿児島選手に食いついたので、開いたスペースに走りこむのは八反田。

見逃さず優しいパスを出す牛之濵。

鋭いシュートであったがキーパーの正面だった。

カルバハルに防がれてしまった。

崩しは完璧。

いいよっ!

続けよう。

7分

水本がラフにルカオに蹴る。

ルカオはボールを収めるが3人に囲まれてボールロスト。

上里、小野、風間次男、鳥養と琉球がボールを回す。

鳥養の所にルカオがプレス。奪う!

牛之濵が拾う。

牛之濵、枝本にスルーパス。

枝本、ペナ内に入ってゴール脇にえぐってクロス!

中には五領!

カルバハルッ!

五領はシュート打てずカルバハルに弾かれる。

ファーには誰も間に合わない。

小野伸二にクリアされる。

高い位置でボールを奪って早く攻める、も出来ている。

早く得点が欲しい。

ロングボールに風が及ぼす影響力が半端ない。

ジュンスやディフェンダーも気を付けて。

14分

琉球の後ろでのボール回し。

小野伸二が受けに下がる。

八反田がプレスに行きルカオが挟みに行くが合わず奪えず、ボールは岡崎へ。

岡崎が縦パスを入れるがこれは砂森がカット。

カットしたボールをダイレクトでニウドに預けようとするが、それを風間次男に奪われてしまう。

次男は逆サイドの徳本に展開。

徳本は中央の山田に縦パス。

これは水本がつぶす。

が、こぼれたボールを風間次男がシュート!

あれっ!?

決まった。

ゴール。

ぬぅぅぅぅ!

風間宏矢のシュートを砂森がクリアしようとしたがコースが変わっただけになりそのままゴールへ。

ジュンスは横っ飛びしていたのでそのボールに触ることは出来ず。

アンラッキーかな。

まぁこういう失点はあるさ。仕方ない。

逆転すればいいのさ。

前節のように。

自信もっていこう。

だが、なんか、ちょっとずつ何かがずれている気もする。

風の影響かボールが足についていないような。

パスがずれたり、トラップがずれたり。

ふわっとしている。

富所のシュート、危なかったぁ。

ルカオのシュート、惜しかったぁ。

22分 

鹿児島が後ろでボールを回してサイドチェンジ。

水本から砂森、砂森から八反田へとボールが回る。

五領の斜めにペナ内に侵入する走りに合わせて八反田が浮かせるパス。

これは福井に弾かれてしまうが枝本がヘディング、そしてニウドが拾う。

ニウドは真ん中にいるルカオにパス。

ルカオが岡崎、鳥養の間をこじ開けようとするが倒されてしまいボールロスト。

ルカオ、倒されるもPKの笛吹かず。

上里から上門へスルーパス。

オフサイド、、、ホッ。

ルカオが徹底マークでボールが収まらず、ボールを前には込めない。

徳元のシュートをジュンスがナイスキャッチ。

アディショナルタイム1分。

47分

センターサークル付近でニウドが倒さリスタート。

水本牛之濵にパス。

牛之濵が中央の八反田にパス。

八反田は最終ラインと駆け引きをしていた枝本に縦パス。

しかしパスは後ろ脚の方で、枝本は前には抜けられずつぶされてしまう。

こぼれたボールに牛之濵が詰めるが混戦になる。

ボールが左サイドの砂森の前にこぼれてくる。

砂森は巧みなトラップで前に抜けだしクロス!

キーパー飛び出すっ!

入ったっ!

ゴール!

よっしゃぁ!

オウンゴール。

クロスをカルバハルが弾くも福井の腿に当たってゴールの中に。

砂森最高っ!

こぼれてきたボールをうまいタッチで鳥養をかわし前に抜け出る。

ライン際までえぐってキーパーの処理しにくいクロス。

それがあってのオウンゴール。

もう砂森のゴールじゃん。

鹿児島の選手、誰もゴール前に入っていなかった。

これはこれで前線の選手の問題だが、それだけ砂森のプレーに皆が付いていけてなかったってこと。

そしてそこに至る前の八反田のパス。

枝本にパスしたタイミングもオフサイドではないし、パススピードがいい。

ただパスの位置が少し後ろだったか。ボール1個分ゴール方向にパスが出れば枝本はシュートまで行けたろうに。

枝本の受けるための動きも秀逸。ディフェンスの間に入ってパスを引き出す。

ボールが後ろだったため、前にボールをトラップできなかったのでシュートまで行けず。

その後の牛之濵のボールへの詰めが、砂森までつながった貴重な仕事だ。

あそこでプレスに行っていなければクリアされて前半終了。

牛之濵の献身性には頭が下がる。

同点で後半へ。





前半終了

立ち上がりは凄く良かった。

実際にチャンスも多く作れていたし決定的な場面もいくつかあった。

しかしそこを決められないと風間宏矢にアンラッキーな形でのゴールを奪われる。

先制点で琉球は士気が上がりよく走り球際が強くなり五分五分のボールが琉球に渡ることになった。

途中からルカオに対するあたりが強くなり、ボールをキープすることが出来なくなる。

ならばルカオを使わずに、パスを回して追い越してという攻撃をすればいいのだが、パスがずれたりトラップが流れたりで徐々に選手間の呼吸がズレてくる。

攻め手が無くなる。

琉球のポジショニングがよくて鹿児島のパスコースがいつもより少ない。

後ろで構えていて鹿児島の動きについてこない琉球ディフェンス。

動きに惑わされず自分のいるべき場所を開けないので攻め込むスペースがなく、ゴール前に入っていけない。

ボールを奪ったらすぐに奪い返したいのに小野伸二が時間を作ってボールを落ち着かせ、結局下げられてしまう。

速い攻撃と、ゆっくりなビルドアップ。

なんか独特のテンポだなぁ。

その影響でゲーム自体も不思議なテンポになる。

鹿児島のテンポではない。

鹿児島は風の影響を受けているのか。

パスミスも多いし、トラップミスも多いし、ボールに足が付かないと言ったところか。

プレスもいつもよりも心なしか弱いし、ラフなボールがほとんど琉球に渡ってしまう。

気持ちが入っていないというわけではないが、ゲームへの入りが良かっただけに油断が出たのか、細かいところでのプレーが緩かったような。

しかし前半の終わりに琉球も鹿児島も集中を切らしたところで、一人のプレーが同点に引き戻してくれた。

砂森のプレーについていけてたのはカルバハルだけ。

鹿児島の選手はだれもゴール前に詰めていなかったし、琉球の選手も足が止まっていた。

だからのオウンゴール。

お互いの得点にちょっと神のいたずらがあったが、後半は綺麗に得点を決めて勝って帰ろう。

がんばれ!ユナイテッド!





後半

琉球はボールをもってゴール前まで。

鹿児島もボールを大事にゴール前まで。

エンドが逆になったので鹿児島は向かい風に。

琉球の裏に長いボールを蹴ってもラインを出ずに止まるのでそういう攻撃があってもいいかも。

鹿児島がゴール前まで押し込むが決定的なシュートは打てない。

琉球は守備に人数を掛けてしっかり守っている。

54分

琉球、小野伸二out、風間宏希in

56分

砂森のクロスはだれにも合わず逆サイドのタッチラインを割る。

徳元がスローイン。

スッゲー飛ぶっ!

風に乗ってピッチ中央の上里までとどく。

上里は右の風間次男へパス。

山田ジェミン水本がついている。

その後ろから上門が駆け上がる。

酒本は上門のマークが遅れている。

風間次男は逆サイドまで大きくボール入れてくる。

ボールが上門にピッタリ

中に切り返しでジェミンをかわし右足でシュート

決まった。

勝ち越し。

ノーッ!

風間次男のクロスも上里のトラップも切り返しもシュートも上手いよ。

鹿児島の対応は難しかった。

止めるとするならばスローインのところだ。

砂森のクロスに追いつこうとみんな前に走っていた。

しかしそのクロスに追いつくことが出来ずスローインに。

そして徳元のスローンが風にも乗ってよく飛んだよ。

一気にロングカウンターに。

戻り切れず失点。

誰かが上門のマークにしっかり戻っていれば仕事はさせなかったのに。

集中か、、、

ん?

スローインで集中しろ?

あったなぁ!

前節の金沢線でもっ!

同じですよっ!

同じこと2度は怒りますよっ!

しっかりしろっ!

60分

酒本out、藤澤in

65分

ジェミン、イエローカード。

コーナーキックを蹴る前のセットしたボールが動いちゃうほどの風だ。

68分

ニウドout、平川怜in

ルカオがキーパーまでプレスに行って引っかけるっ!

牛之濵が拾って枝本へ。

が、シュート打てず、、、

牛之濵がシュートは打たずとも、もう一歩二歩、前に運んだほうが良かったか、、、

72分

琉球、風間宏矢out、ハモンin

74分

ルカオout、和田凌in

和田凌、古巣で鹿児島デビュー。

ハモン砂森封じで入れてきたようだ。

80分

カルバハルのゴールキックを鹿児島が回収して藤澤五領で右サイドを持ち上がり五領が和田にスルーパス。

しかしこれは福井が先にボールに追いつきキーパーにバックパス。

弱い!

中途半端なバックパス。

和田が先に触ればっ

カルバハルも出てくるっ

交錯。

笛。ファール。

81分

和田凌、イエローカード。

カルバハルが治療のために時間がかかる。

無事なようだ。良かった。

しかしこれで琉球はしっかり休むことが出来た

残り時間、これでまた集中して守ることが出来る。

休む時間を与えたことが鹿児島にとって痛いファールとなった。

大胆な動きが無くて崩せないなぁ。

88分

琉球、富所out、上原in

山田のシュートをジュンスがナイスセーブ。

アディショナルタイムは6分

ハモンのコーナーキックがバーを叩く。

うほぅ!

風間長男のシュート。枠を外れる。

上原のロングシュート、あぶねっ。

笛。

総括

いい時間に琉球は得点を挙げた。

前半も後半も立ち上がりが良かったのは鹿児島だった。

その勢いをくじく得点。

決勝点はとても鮮やかだった。

鹿児島は風に戸惑ったか。

「雨よりも風の方がやりずらい」

特にパスを回すチームでよく言われる言葉。

もちろん琉球もパスを回すチームなのだが琉球は風に慣れていたのか。

鹿児島はいつもよりもパスがズレたり、トラップも止まらず、細かいミスが目立った。

鹿児島はプレーの強度も強くはなかった。

いつもより球際で強く当たれなかった。

ボールを奪いきるところが弱かった。

琉球に、体を当てられる前にパスを回されて体のぶつかり合いをさせてもらえなかったのも要因。

小野伸二には強く当たれなかった。

逆に琉球はルカオを徹底的にマークしてきてルカオにポストプレーをさせなかった。

審判の笛も鹿児島と合わずストレスだった。

ルカオという劇薬を知ってしまったことで、ルカオ頼みの攻撃が多くなった。

雑でもルカオに当てれば何とかしてくれると、楽な道を選ぶシーンが多く見えた。

待ってましたとボールを奪われてしまう。

結果、リズムが出ない。

パスを回そうとしてもパスがちょっとずつズレるし、受ける動きも少ない。トラップもピタッと足元に収まらないのでボールを奪われてしまう。

すぐさまプレスに行っても奪いきれずに逃げられてしまう。

ゴール前まで引くことに。

琉球のリズムで試合が進む。

結果、リズムが出ない。

琉球は後ろに人数をかけている。

そして鹿児島の攻撃についていかずに自分のポジションを開けないことに集中。

流動的にポジションチェンジすることでディフェンスを混乱させ隙を作り、そこで空いたスペースを攻略するのが基本的な鹿児島の攻撃だ。

監督がボールを動かせと言っているのも、そのボールについてくるディフェンスを動かし隙を作るためだ。

それが琉球ディフェンスは、鹿児島の攻撃についていかないのでスペースが空きずらかった。

この場合、本来なら一点突破はしやすいのだが、この試合ではそこのシーンで焦ってボールロストで突破できず。

上手く崩すことが出来なかった。

最後は琉球の気持ちに負けて、守り切られてしまった。

風がこの試合を振り回した。

鹿児島は台風の影響もあって、普段より早く現地入り。

コンディショニング作りに苦労したようだ。

そして、試合でも。

追い風にはならなかった。

こういう試合もあるさ。

なんとなく、ちょっとずつかみ合わない試合が。

こういう試合を勝ったり引き分けたりできれば上位に行けるのだろう。

琉球さんはこの勝ち点3で15位までジャンプアップ。

J2リーグも残り11試合。鹿児島は12試合。

まだまだ戦いは残っている。

その為には良い敗戦だったのかと。

戦わなければ勝てないと云うこと。

まだまだ足りないと云うこと。

そしてまだまだ強くなれると云うこと。

そうならないと残留出来ないと云うこと。

それを気づかされた試合。

糧にしたい。

頑張れ!鹿児島ユナイテッドFC!





コメント

  1. かわいだ より:

    台風お見舞い申し上げます。水戸や沼津やらひどかったらしく…… 川森元気かな??

    勝つ時もあれば負ける時もある、ただし、せっかくNHKのJリーグタイムで中継があったので勝ち点とりたかったなあ。ひらちゃんの特集は金沢でしたね、「今年は守りが固くつよい」と。鹿児島が勝った試合は出ず。

    ところで気分はもう来週のホーム山形戦です。山形とのアウェイは中央駅でPVがあったので300人くらいと一緒にオーウェンしたんでしたけれど。向こうのわりとしょーもないヘッド1発に泣き、こっちの怒涛の攻撃をかわされて無念の敗戦でした。取り返すぞ!!

    山形も7月には後半戦で勝てずに「やっぱり息切れか?」と思わせましたがまた盛り返していますね。スコアだけみると前節の柏戦4ゴールが際立ちますが、最近5試合は3勝2分けで、得点・無得点の繰り返しです。つまり、4得点の次の鹿児島戦は攻め疲れて無得点?
    それとスポナビには戦績表がありますが、それをみると山形はH・A両方勝ったところはない、つまりホームで勝ったところとのアウェイは分けか負け。

    こっちの内容はレビューで精査してもらうとして、そんなちょっとほくそえむデータもありもした。

    次はキバレ、ホーム山形と調子を落とした京都から勝ち点4だ(できればもちろん6)

    • えどづめ より:

      いつもコメントありがとうございます。
      まさに仰るとおり、うんうんとうなずくコメントでした。
      琉球戦は早く忘れて次に目を向けた方がいいですよね。
      9月もキバッて行きましょう!