今Jリーグで一番楽しいゲームをしている。愛媛戦、レビュー『鹿児島対愛媛』



鹿児島ユナイテッドFCを関東から応援するえどづめのJ2第28節、愛媛FC戦ゲームのレビュー。

明治安田生命J2リーグ第28節、ホーム白波で愛媛FC戦、4-2で大逆転勝利。

うっひょー!!!





8月17日の土曜日。

あぢぃー、

応援に行かれた方、ご苦労様でした。

6,020人の観客。

愛媛のスタメンは、前節より1人変更

GK、岡本、DF、茂木、山崎、前野、MF,野澤、田中裕人、長沼洋一、下川、近藤、神谷優太、FW、丹羽

鹿児島のスタメンは、前節より3人変更

GK、アン ジュンス、DF、藤澤、水本、堤、砂森、MF、ニウド、八反田、萱沼、枝本、牛之濵、FW、ルカオ

ルカオが初スタメン。萱沼も久方ぶりに。ニウドはイエローカードの累積明け。

ガンバレ!





前半

ピッチを入れ替える。

愛媛の守備は前からのプレスとそこを抜けられたらしっかり5バックでゴール前を守る。

しかし前からのプレスはそんなに本気が感じられない。

愛媛がボールを持っているときは、長沼、下川の両ウイングバックがラインぎりぎりまで開いて鹿児島の守備を広げようとする。

そして裏を狙って長いボールを入れてくる。

13分

萱沼、イエロー

鹿児島はサイドチェンジで押し込むことに成功する。

愛媛の守備はいったん押し込んだらゴール前に人数かけて守るのでこじ開けるのが大変そうだが、跳ね返す力はなさそう。

ボールをロスとしてもすぐに囲んで奪い返せれば、2次攻撃、3次攻撃が可能だ。

愛媛は縦にコンパクトな陣形。

そして中盤や後ろから、鹿児島守備の前にポジショニングしている1トップ2シャドーに縦パスを入れてくるようになった。

中央への縦パスとウイングバックへのサイドチェンジ。

長沼が右サイドで待っているのを効果的に使ってくる。

愛媛の時間になる。

鹿児島は酒本がいないので縦パスが収まらない。

普段の鹿児島の中盤からのパスのルートは「酒本に縦パスを入れてキープしてるところに枝本、牛之濵、五領がサポートする」や「酒本の空けたポジションに枝本、牛之濵、五領が入ってきてボールを受ける」などが一般的だが、酒本も五領もいないので縦パスが入らないしポジションチェンジも少ない。

19分

鹿児島がジュンスからのビルドアップ。

愛媛の選手の立ち位置がいいので縦に入れるパスコースがない。

ジュンスは右にいる水本にパス。

水本が「まぁ蹴ってみるか」って感じでルカオに長いボールを入れる。

ルカオの胸トラップの落としを枝本が拾うが野澤にスライディングで奪われる。

近藤につながる。

近藤がスルーパス!

丹羽が抜け出しジュンスと一対一!

ワンタッチでジュンスをかわす。

ゴール。

あぁ。

この試合2回ほど丹羽はオフサイドに引っかかっている(たぶん)。

この時の水本もオフサイドトラップに掛けようとしていた。

実際にオフサイドだった。

その感触は水本にあったのだろう。

水本はオフサイドのアピールをしながら足を緩めてしまった。

副審が旗を上げてくれるものだと思いながら。

しかし副審の旗は上がらなかった。

慌てて走り出す水本。

しかしもう遅かった。

鉄則だよなぁ。

笛が鳴るまでプレーは止めちゃいけない。

そこをサボらず集中していれば防げた得点か。

鹿児島は攻撃に出る。

愛媛は9人がゴール前にいる。

鹿児島は中央に愛媛の選手が固まってるのでサイドを使う。

コーナーが多くなる。

そのコーナーからのボールはルカオに合わない。

29分

愛媛のキーパーからのビルドアップ。

鹿児島は前から奪いに行くがかわされ、かわされ、八反田のスライディングも相手にボールが渡り、野澤、神谷、下川と流れるようにパスが回る。

下川が切り返し切り返しシュート!

ジュンス!

ブロック!

がクリア。

クリアボールを田中裕人が右サイドへ。

近藤が受ける。

近藤はタイミングを外して早いクロス!

丹羽がダイレクトシュート!

外れた!

あっぶねぇー

貝のように籠っていると思ったら綺麗にプレスをかわしてゴール前まで。

先ほどの失点も隙、そこを突かれての失点だったが愛媛相手には少しも隙を見せてはいけない。

油断ならない愛媛。

そしてジュンス、、、神。

35分

ニウド、イエロー

39分

藤澤のシュートはブロックされるが右サイドでニウドが拾う。

ニウドが中央の枝本にパス。

枝本、巧みなトラップから前にいる萱沼とワンツーをして右足でシュート!

キーパー岡本、キャッチ!

ウィー!

入らんかぁー

トラップからシュートまで流れるような動き。

枝本は動きながらのプレーが正確でミスがない。

萱沼は周りに合わせるプレーが上手い。

アディショナルタイム1分。

1点ビハインドで後半へ。





前半終了

愛媛のプラン通りといった印象。

むやみに鹿児島のペースに合わせず守る時は人数かけて守る。

攻める時はワンタッチパスを多用してスピーディーに。

縦にコンパクト、横にワイドに、中央に縦パス、サイドで裏を狙ういつもの愛媛の攻撃もしつつ、あまりそこにこだわらずにゆったりとしたゲームを狙ってくる。

後半の鹿児島の体力を恐れて前半からガンガン行かない、後半勝負。

それでも見事に先制ゴール。

プラン以上か。

鹿児島は1トップがルカオなので真ん中での崩しが上手くいかない。

縦パスを強引に収めて次につなげるというプレーもあったが途中から「ルカオには強く当たれ」と愛媛が切り換えてからはパスも入らなくなった。

酒本ならば自分でマークを外してパスコースを出し手に見せてくれるので縦パスが入れやすいのだが。

今後は、柔の酒本、剛のルカオ。といった選択になるのか。

とにかく縦パスが入らない。

真ん中には愛媛も守備の人数をかけてくる。

なので鹿児島はサイド攻撃が増える。

ルカオに合わせようとサイドからクロス。

そしてコーナーも増える。

コーナーキックもルカオに合わせようと。

愛媛はルカオに気が行き過ぎている。

さすがにルカオはフル出場しないだろう。

夏になり後半にも走り負けない鹿児島。

後半から崩し方を替えれば得点のチャンスは増えるだろう。

行けるよ後半。

がんばれ!ユナイテッド!





後半

愛媛が整えて攻撃を仕掛けてきた。

ワンタッチを繋いで愛媛の左サイドを突破してくる。

長沼がこっちにいるよ。

49分

愛媛は一旦下げて後ろで右サイドに送る。

しかし中に入れるタイミングがなく、後ろで再び左サイドに持ってくる。

でも入れるタイミングはなく再び右サイドへ。

鹿児島は奪いたくてボールに食いつく。

ここで縦パスを入れてくるのは茂木

受けるのは近藤。ドフリー。

近藤は前を向いて丹羽にスルーパス。

丹羽は角度があるが強引にシュート!

ジュンス!

弾いた。

藤澤がクリア。

しかし愛媛の左サイドで下川がボールを拾う。

下川がクロス!

ニウドがクリア。

あれっ!?

ボールがポストに弾かれるっ!

野澤、ゴール!

???

ノー!

なんだよ!今の、何がどうなった!?

えっ

ホント?

入ったの?

下川のクロスをニウドがクリアし損ねて、ボールがゴールに向かう。

でもポストに当たり跳ね返る。

そのボールに詰めていた野澤がゴール。

集中力だなぁ。

後半立ち上がりに失点は痛いなぁ。

2点差かぁ、、、

愛媛がペナ内を9人で守る。

58分

野澤、イエロー

62分

萱沼out、五領in

ルカオout、ヨンテin

五領ヨンテが入ったことでいつものメンバーに。

ポジションチェンジもスムーズに行われ、狭い中でも立ち位置が被らない。

牛之濵が混戦の中、右サイドを抜け出しクロス。

逆サイドの砂森が受けダイレクトで中に折り返す。

五領のシュート!

ブロックされコーナーへ。

早速いいシーンが出る。

65分

コーナーキック。キッカーは五領

ニアサイドに入れるが愛媛ディフェンスにクリアされる。

が、そのボールを砂森が奪い返してシュート!

ブロックされてしまうがキーパーの前に立つ牛之濵に渡る。

牛之濵キープして隣のヨンテにパス!

ヨンテ、シュート!

ゴールッ!

よっしゃぁーっ!

五領が蹴ったボールをクリアしたとき愛媛のゆるみが出た。

今までターゲットだったルカオがいなくなったことでセットプレーが楽になったと思ってしまった油断だ。

さらにクリアボールはカウンターにつながるようなチャンスボールだった。

何人かの選手はカウンターを発動させようと、攻めに転じようとしていた。

しかし砂森がボールを回収する。

そしてシュート。

ブロックしたのは堤だ。なぜだ堤。

しかしこぼれ球が牛之濵へ。ナイス堤。

今まで人数を掛けて守っていた愛媛のゴール前に人がいなくなっていた。

ヨンテはフリーだった。

交代直後で誰がヨンテのマークをするのかが曖昧だったのか。

牛之濵の冷静さからのパス。

ヨンテも冷静だった。

そしてゴール。

2試合連続ゴール。

今までのコーナーキックを複線にして回収したかのようなこの得点。

ヨシッ!

選手の距離感、テンポがいい時の鹿児島のものになってきた。

愛媛の選手間の距離がバラバラになってきた。

そろそろ疲れてきたようだ。

68分

八反田から五領への縦パス。

前野がファール。

フリーキック。

キッカー五領。

ファーサイドにふわりと上げてくる。

水本が競るっ!

後ろに堤!

シュート!?

入ったっ!

ゴール!

よしっ!よしっ!よしっ!よしっ!

同点同点同点同点!

オウンゴール。

五領が挙げたボールが絶妙。

水本は届かなかったが競ったことできっかけになる。

その後ろから堤。

しかし堤の前に田中裕人。

その田中裕人の足に当たってゴール右隅に綺麗に吸い込まれた。

まぁ押せ押せだね。

あと20分プラスアディショナルタイム。

逆転いけるよ!

70分

愛媛、野澤out、山瀬in

72分

愛媛、丹羽out、藤本in

鹿児島のポジションチェンジが効いている。

愛媛は守備のずれを修正できない。

78分

ニウドから枝本への縦パス。

田中裕人枝本にファール。

先程の得点シーンとほぼ似たような位置から鹿児島のフリーキック。

キッカー五領。

直接っ!?

決まったー!

ゴール!

逆転!

ゴール!

やったっ!

この距離で直接?

さっきのシーンもまだ頭の中に残像として残ってんのに。

ゴール右下隅に決まるスーパーフリーキック!

誰しもの意表を突くフリーキック!

俺も騙されたよっ!

ナイスゴール!

よっしゃ!逆転じゃ!

たっのしー!

あと何分?

10分ちょいプラス、アディショナルタイムかぁ。

いいからね。

ヴェルディ戦のようなことはもういいからね。

終わらそ。

ちゃんと終わらそ。

80分

愛媛、神谷out、有田in

愛媛も前に圧を掛けてくるが鹿児島の勢いを止められない。

82分

ニウドがフリーキック。

鋭いボールっ!

岡本に止められる。

くぅー!

こぼれ球が山瀬に渡るが枝本ヨンテで奪い返し、ヨンテが押されて山瀬のファール。

83分

五領がリスタート。

ニウドへパス。

ニウドは右サイドのライン際の五領に戻す。

五領の前に藤澤

五領は藤澤にパス。

五領が追い抜こうとサポートするが藤澤が一人で対峙する藤本をかわしクロスを入れる。

入ってきたのは牛之濵!

牛之濵スライディングボレーシュートっ!

ゴーーーーールッ!

ウィーーーーッ!

よっしゃぁ!

藤澤のタイミングッ!

♪そーれもきーみのっ、タイミングゥー♪

牛之濵とアイコンタクト取ってたよね。

目が合ったからあのタイミングで藤澤がクロスを上げて牛之濵がコール前に飛び込んだ。

そして牛之濵。

3試合連続!

凄いっ!

鹿児島の躍動感は変わらない。

愛媛はもう動きが鈍い。

アディショナルタイムは4分

91分

藤澤out、田中奏一in

笛。

総括

愛媛はプラン通りに試合を進めていた。

しっかり守って鹿児島にいい形でシュートを打たせない。

鹿児島のペースでゲームを進めないようにする。

隙をついて得点を奪う。

2得点した。

プラン通りだった。

鹿児島が選手交代するまでは。

2枚替え。

ルカオと萱沼から五領とヨンテへ。

二人同時に変えることで鹿児島は一気にギアチェンジ。

それまでサイドからクロスでルカオだよりだった鹿児島の攻撃が急にチームとして活性化。

足が止まり始めた愛媛にしてはたまったもんじゃない。

2枚替え後の鹿児島は選手間の距離が近くなりより全員が動いてくるし、パスのテンポも上がるしポジションチェンジしてくるしで対応しきれない。

そして愛媛は失点を重ねてしまった。

鹿児島は逆転に成功した。

決してルカオと萱沼が良くなかったわけではない。

時間が必要なのは当然だ。

特に鹿児島の攻撃陣の中に入るのは。

逆にこの試合では、そこを逆手に取ったような感じになってしまった。

セットプレーからの3得点は完全にルカオと萱沼の残像が愛媛に残ってたからでしょ。

愛媛の川井監督は鹿児島の無尽蔵の体力を恐れていた。

だからこのゲームプランを選択してきた。

逆にこれが呪縛となったか。

後半鹿児島に走り負けないために前半はセーブをしながらゲームを運ぼう。

しっかりゴール前を人数かけて守れば失点しない。

実際に後半鹿児島がギアを上げてえ来た時に選手は、監督の言った通りだ、スカウティングの通りだ、ヤバイヤバイ。

それが悪い方に出たようだ。

愛媛のプランにミスがあるとすれば守る時に後ろに人数を掛け過ぎた事か。

序盤にすぐ得点が決まったことで序盤から構える時間が多くなってしまった。

あれだけ籠って鹿児島の攻めを受けていたらいずれ破綻するって。

足も止まってしまった。

遅れての対応がファールになり失点に繋がる。

鹿児島のポジションチェンジについてこれなくなかった。

それにしても夏場の鹿児島の後半の運動量は驚異的だ。

後半途中までで1点2点リードしていたところで何が起きるかわからない。

7月は雨も多く相手チームも終盤まで体力が残っていた。

8月に入ってちゃんと熱くなった。

加藤フィジカルコーチ、三栖コンディショニングコーチの練習が形になって表れてきた。

まだまだいけるでしょ。

9月まで暑いでしょ。

この夏場で調子を上げて終盤まで行けるでしょ。

移籍のウインドウも選手を抜かれることなく上積みをする事が出来た。

新しく入った選手も元からの選手もこれからどんどん試合に絡んでほしい。

そして結果を出してほしい。

それを後押ししているファンの声援。

スタジアムの雰囲気。

この試合は逆転することをスタジアムが求めていた。

皆が逆転を信じていた。

それに応えた選手たち。

声援があるから選手は走れる。

選手が走るから声援を送る。

いいサイクルが鹿児島では起き始めている。

チームを強くする声援。

勝たせる声援。

それを感じている。

今一番楽しいゲームをしている。

見ていて楽しいゲームをしている。

選手も楽しくプレーしている。

終わるまで何が起きるか分からない。

そんな楽しいゲームをしている。

頑張れ!鹿児島ユナイテッドFC!





コメント

  1. かわいだ より:

    PONジュースうまい!!
    白波で6000の同胞とともにオーウェンしもした。2点目を取られたときは、「時間帯がまずい、ヤバい?」と心配になったけど、2枚替えから4点もとれてサイコー。五領の逆転FKの時はシュートコースの真後ろのメイン席最前列だったので、「狙えるぞ!キーパー寄ってる」と思ってたらホントに。後でダイジェストみると相当な距離でしたね、さすが。あとで全体を考えると、1週間前のべるでー戦の裏返しだったような… アウェーでおもわず2点先行。中途半端に下がったところを向こうの交代選手にやられた、と。今回ウチは勢いをとめずに4点目を取りきって勝てもした。
    20分間で4点も、それも先に2点「取らせて、ひやひやさせておいて」の同点逆転突き放し弾。いつもこれだと心のぞうに悪いけど、6000も入った客は大喜びで「なんつあならん」夜でした。子供たちもいつもに増して多かったし。
    この勢いでアウェイ3連戦を負けずに、できれば勝ち点5以上をとって9月戦線につなげようじぇ。
    毎度駄文すいません、今回はレビューも早かったですね!(^^)!

    • えどづめ より:

      いつもコメントありがとうございます。
      スタジアムに来た6000人-愛媛サポはきっとユナイテッドの魅力には待ったことでしょう!
      サポの数、ファンの数はチームの底力になると思っているのでより盛り上がっていくと良いですね。
      子供が多かったのもうれしい情報です。
      暑いうちに勝ち点積み上げて余裕が持てると良いですね。