敗戦は悔しいがポジティブな所も多かった試合。長崎戦、レビュー『鹿児島対長崎』



鹿児島ユナイテッドFCを関東から応援するえどづめのJ2第24節、V・ファーレン長崎戦ゲームのレビュー。

明治安田生命J2リーグ第24節、ホーム白波でV・ファーレン長崎戦、2-1で敗戦。

うーん、、、



7月27日の土曜日。

梅雨も明けて台風も逸れたのに雨が降ったいりゃんだり。でも試合前には雨あがる。

応援に行かれた方、ご苦労様でした。

5,741人の観客。

長崎のスタメンは、前節より1人変更

GK、徳重、DF、亀川、イ サンミン、髙杉、香川、MF、中村北斗、カイオ・セザール、大竹、吉岡、FW、玉田圭司、呉屋大翔

川崎からレンタルのカイオ・セザールが先発。イバルボはベンチに待機。

鹿児島のスタメンは、前節より3人変更

GK、アン ジュンス、DF、藤澤、水本、赤尾、砂森、MF、ニウド、中原秀人、五領、枝本、牛之濵、FW、韓勇太

藤澤、牛之濵が怪我から復帰。平川がベンチスタート。

田中奏一選手のJ2通算100試合のセレモニーが行なわれました。

おめでとう。

ガンバレ!



前半

2分

中盤でボールの奪い合い。

中村北斗がボールを収めたがそこにヨンテが下がってきてボールを奪う。

ヨンテはドリブルで前進すると横にいる牛之濵にパス。

牛之濵がワンタッチでディフェンスの頭を越すスルーパスをヨンテへ出す。

ヨンテ、ダイレクトでシュート!

ポストっ!

跳ね返ったボールを再びヨンテがシュート!

が、これは枠には飛ばず。

おしいっ!

決めたかったぁー!

11分

呉屋が左サイドをドリブルで仕掛けてシュート。ブロックしてラインの外へ。そのスローイン。

香川が入れるが藤澤五領で奪う。

五領が藤澤に渡し藤澤がワンタッチで前に出すが枝本が全然感づいていない。

中村北斗にパスカットされそのまま中村北斗は香川に預ける。

香川は前を向きクロスを上げる。

吉岡がゴール前に飛び込んでくる。

ヘディングシュート!

ゴール!

擦らすようなヘディングシュートが右のサイドネットに決まる。

先制は長崎。

今年先制したら90%以上の勝率の長崎に先制されてしまった。

吉岡のシュートはうまいなぁ。あれ、普通、入るぅ?

枝本のプレーはいただけない。

あの場所から鹿児島がボールを繋いでビルドアップするのはJ2全員が周知の事。

五領と藤澤がかわしてビルドアップを始めたのだから、その逃げ道が枝本の所にあることは感じていなければいけないし、長崎がそこを狙ってきていることも感じなければいけない。

というか、ちゃんとボールを受けに顔を出すことをサボってはいけない。

狙っていた形、分析したとおりに得点が決まったことでしたり顔の手倉森監督の顔が映る。

まだ試合は始まったばかり。

行け行け!

カイオが時間を作る。

ボールを展開する。

奪えない。

鹿児島はパスミスが多い。

長崎のブロックは強固だ。

ボールを奪うつもりもないので厄介だ。

31分

鹿児島は危険なところにボールを入れられない時間が続く。

後ろでボールを持たされて回させられている状態。

赤尾から藤澤にボールが出る。

藤澤に吉岡がプレスを掛けてくる。

藤澤が吉岡をかわして前にいる牛之濵に斜めの速い縦パス。

牛之濵は何とかコントロールして右サイドを駆け上がる枝本に出す。

枝本がダイレクトでクロスを上げる。

中にいるのはヨンテ

競り合うディフェンダーは一人。

そして大外から砂森が入ってくる!

ヨンテ、ジャンプ!

ちょっと合わない。

ぬおう!

ヨンテよりも砂森の方がいい形になりそうだったが、ヨンテはフォワードなんであそこでシュートを選択するのは当然正解だろう。

吉岡が食いついてきたところから始まったチャンス。

前からくる方がその力をかわして、逆にチャンスに出来る。

36分

長崎のセットプレー。キッカー大竹

呉屋のヘディングシュート。

ジュンスがファインセーブ。

そのボールを鹿児島がカウンターを繰り出すも長崎ディフェンスに阻まれる。

ボールは長崎の右サイドにクリア。

長崎は戻り切れていない。

早いスローインからのリスタート。

秀人からパスをもらった枝本が前を向く。

イ サンミンを背負う五領に縦パス。

五領ワンタッチで落とす。

枝本のシュート!

テンポが良ければシュートまで行ける。

44分

長崎のセットプレー崩れから鹿児島陣地で長崎がボールを回している。

イ サンミンにバックパスをしたところで枝本がプレスに行くがイ サンミンが何とか掻い潜り縦パスを入れる。

呉屋まで通る鋭いパス。

呉屋は大竹に落として前方に走る。

大竹、呉屋にスルーパス!

鹿児島ディフェンス5人置き去り。

残るは赤尾藤澤。と、ジュンス

呉屋は切り返しで赤尾を簡単にかわし左足でシュート。

ジュンス!弾く!

が、そのボールに詰めていたのは玉田!

ジュンスの脇を通してゴール。

やられた!

一旦下げて鹿児島ディフェンスを食いつかせておきながら全てをひっくり返すような縦パス。

鹿児島は長崎が後ろに下げたので前から行こうとする選手と付いていけていない選手のギャップが出来てしまった。

うーん。これは長崎を褒めるしかないか。

イ サンミンの素晴らしい縦パス。

そっから呉屋、大竹、最後は玉田と流れるような連携。

だとしても、この時間の失点はいただけない。

アディショナルタイム1分。

2点ビハインドで後半へ。



前半終了

大人な試合。

早い時間に鹿児島の狙いところからしっかり先制点。

先制点を奪ったもんだから前から行くときと、後ろでかっちり守るときのメリハリがちゃんとしている。

前半の終わり際に追加点。

長崎はしっかりしている。

カイオが効いている。

効きすぎている。

長崎の守備から攻撃へ切り替えの時に必ずカイオ・セザールがいる。

時間を作りチームを落ち着かせるし、鹿児島の切り替えからボールを奪おうとしても取られない。

やっかいだなぁ。

鹿児島はパスミスが多くテンポだ出ない。

裏に出すタイミングもずれているし、かみ合っていない感が出ている。

長崎はしっかりブロックを作っているしそのブロックは強固なものだ。

それを崩すためにはちんたらパスを回していては崩れない。

テンポよくパスを回して右に左に前に後ろに裏にと惑わせることが必要だ。

その他には、五領はよくやっていたがディフェンスラインの間を強く走ることか。

その走りにつられてディフェンスラインはちょっと崩れる、

そこを次の選手が使えばさらにディフェンスラインは崩れる。

それを繰り返して大きな隙を作り出す。

長崎は完全に分析してきている。

上回る何かがないと逆転は出来ない。

がんばれ!ユナイテッド!



後半

ヨンテout、酒本in

酒本が入りパスのテンポが上がる。

49分

鹿児島、自陣からの早いリスタート。

赤尾牛之濵にパス。

一気にカウンターに。

牛之濵は左サイドの砂森を選択肢に入れながらドリブルで持ち上がる。

砂森を囮にして中央の枝本にパス。

枝本はペナルティーエリア手前からボールを持つ。

小気味いいステップでイ サンミンをかわしシュート!

左に外れる!

うぃー

牛之濵の選択が秀逸だった。

牛之濵の左前には砂森がディフェンスラインと駆け引きしながら走っていた。

誰もがそこに出すと思っていたし、実際に大竹、中村北斗はサイドに寄せて戻ってくる。

そこで中央の枝本にパスを選択。

枝本には前方のディフェンダーしかいなく中盤の選手を気にする必要がなかった。

イ サンミンをかわしてシュートまでは素晴らしかった。

惜しかったのは僅かにゴールを外れたことか。

いい攻撃だよ。

52分

鹿児島の左サイドからの攻撃。

砂森がスローインをコーナーフラッグ付近の牛之濵に入れる。

牛之濵には高杉が密着マークをしているが、キープをして砂森に下げる。

砂森は足元に入りすぎて高杉に触られるがそれを牛之濵が回収。

中原秀人がそのボールを受けて中を見る。

ペナの中には酒本枝本

秀人は中に入れる。

酒本はターンしてゴール前に入り込む!

枝本がそこに落とす!

酒本は徳重と一対一!

徳重!

シュートが打てず先に徳重にキャッチされてしまう。

クウゥゥゥゥ!

牛之濵の強い走りが高杉をゴール前からつり出し、高杉が戻り切る前にその開けたスペースを枝本、酒本の連携でペナ脇に侵入。

後は徳重より2歩手前でチョンと触れれば。

いい崩しは出来ている。

長崎がなれる前に得点を決めたい。

55分

秀人out、平川in

移籍後、最初の試合で平川を使ってきた。

監督の期待がうかがえる。

55分

徳重、イエロー

遅延行為らしい。

長崎は鹿児島の圧に押されてパスミスが目立つ。

とにかくゼロで押さえたいという長崎守備陣なので攻撃のサポートが前半よりもなくなった。

平川、見てるところが面白い。

60分

吉岡、イエロー

61分

長崎、玉田out、畑in

御大、仕事を終えピッチを去る。

67分

平川、イエロー

自身の集中のなさからボールを奪われ、強引に奪い返そうと足を延ばして後ろからのファールになってしまった。

71分

大竹の直接フリーキックをアン ジュンスがキャッチする。

ジュンス、酒本にパス。

酒本ターンでをかわして枝本に預ける。

枝本は隣の平川へ、五領、酒本、平川、酒本、と鹿児島の右サイドを侵入していく。

酒本が五領にパス。

受けた五領はドリブルで守備を引き付け、前にいる平川にスルーパス。

平川がディフェンスラインを突破する!

枝本がゴール前に突っ込む!

両脇でマークするのはイ サンミン亀川

その後ろの広大なスペースに侵入してきた砂森

平川はラインギリギリからマイナス気味のクロス!

砂森ドフリーでパスにぴったし!

シュートッ!

徳重っ!

徳重正面!

はじかれたぁ!

ウィー!

鹿児島の右サイドでの完璧な崩しだった。

守備が何人いようが、狭かろうが崩し切ってクロス。

当然長崎は左サイドに人数を掛けていて中央ががら空き。

さらに枝本が2人引き連れていたので広大なスペースがそこにはあった。

砂森は畑との駆け引きに勝ち、畑の後ろからペナルティエリアに侵入したのでドフリーだった。

くー、決めたかったぁ、、、

カイオのボール奪取からカウンターを受ける。

香川のクロスから大竹が合わせるがジュンスのファインセーブ!

鹿児島のコーナーキックから砂森がキーパーとディフェンダーの間に矢のようなクロスを通すが飛び込んだのは赤尾のみ。

75分

長崎、吉岡out、澤田in

78分

五領out、米澤in

82分

長崎、カイオout、磯村in

86分

枝本米澤への縦パスはズレてしまうが枝本が奪い返す。

ペナルティエリア手前で枝本がボールを持つ。

右の牛之濵がフリーで空いている。

枝本は牛之濵にパス。

牛之濵、右足でシュー、、、、切り返した!

香川のスライディングをかわす、高杉も牛之濵に寄せに来る。

牛之濵は高杉もかわっ、、、

牛之濵倒れる!

ぴーけー!

高杉が牛之濵を倒してPK!

よっしゃぁー!

牛之濵のナイスステップ!

87分

キッカー米澤令衣

キーパー徳重

令衣シュート!

右!

徳重触るっ!

っゴールっ!

アッぶねぇ!あっぶねぇ!

ナイスゴール令衣!

鹿児島での初ゴール!

90分

酒本が下がってボールを受ける。

酒本、ドリブルでブロックに侵入していく。

米澤がボールを寄こせ寄こせと激しくジェスチャー。

イ ヨンジェが米澤に寄っていくために長崎センターバック二人の間にスペースが出来た。

イ ヨンジェが空けたスペースに牛之濵平川が飛び込む。

酒本は牛之濵にパスを通す。

牛之濵に高杉がついて行ってるのでゴール前が開いている。香川のスライドが追いついていない。

牛之濵は空いたスペースにボールを落とす。

フリーで待っていたのは平川!

ステップで歩幅を合わせて右足シュート!

バーっ!

エッ!

なんでっ!

いらないわっ!バーなんてっ!

守備をずらさせて、ずらさせて、最終的にシュートを打つ。

この場面は香川がちゃんとサボらず高杉との距離を開けなければシュートチャンスにならなかったものだが、鹿児島が崩そうとしかけているから香川がついてこれないという状況が起こる。

最後、アディッショナルタイムで何とかならんもんかなぁ。

アディッショナルタイムは5分

94分

枝本がペナ角外でファールをもらう。

いい位置からのフリーキック。

ジュンスもゴール前まで上がってきている。

キッカーは砂森

いいボールが上がったっ!

ニウドーーーー

はずれたーーーー

笛。

総括

長崎は強かった。

前半の2得点を撥ね退けることが鹿児島には出来なかった。

狙ったところから先制点。

しっかり守りながら前半の終わりに追加点。

後半捨て身で鹿児島は攻めたが追いつくことまでは出来ず。

勝つチャンスがなかったわけではないがしたたかに勝ち点3をお土産に持って帰られてしまった。

前半の鹿児島の攻撃のちぐはぐさ。

ヨンテがトップで出ているのにそこをうまく使えなかった。

ヨンテが良くなかったのか周りとの連携がうまくいかないのか。

組み合わせが重要だなぁ。

相性というのか。

誰が出ても同じような攻撃が出来るわけではなく人によって質が変わってきてしまう。

交代で入った選手はいいものを出してくれた。

酒本が入るとボールは良く回る。

狭いところでもパスを受ける事が出来るレシーバー力、相手が受けやすいやさしいパス。

酒本がいるといないで攻撃の質が変わってしまう。

しかし酒本はフィニッシャーではない。

最後にここにいればというところにいる選手ではない。

そこにパスを出す選手だ。

その他のみんなも崩すためのポジショニングであって決めるためのポジショニングをしている選手がいない。

チャンスメーカーは多いのだがフィニッシャーが少ない。

平川はピッチ全体を見れる選手だ。

遠慮がちだったがこれから平川を中心としてボールが回っていきそうな存在感を見せてくれた。

やさしいボールタッチ、いっこ先を見ているパス、狭い中でもミスが少ないプレー。

18歳でここまでできるならばもっと成長していけると思う。

米澤は大宮戦に続き積極的だった。

ゴールを決めるために自分が何とかやってやるという意気込みが感じられた。

そしてPKで鹿児島での初得点。

これから乗っていってくれ。

そして復活組の2人。

藤澤はボールが足についていない感じがあったがポジショニングはさすが。

上がるタイミング、中に入っていく判断、五領との関係性。

頼もしい人が返ってきた。

もっとコンディションを上げてくれ。

そして牛之濵だ。

やはりチャンスメークはさすが。

相手が嫌がるプレーをしている。

PK獲得。

米澤に譲るところもいいね。

新しい選手、若くゲームに絡み始めた選手、怪我から復活してくる選手。

次の試合はすぐそこだ。

俺が出てチームを上昇気流に変えてやる、って選手がどんどん出てきてほしい。

チャンスはある!

勝ち取れ。

勝ち取ったものが試合に出るんだ。

前半の出来がここ最近悪い。

完全に長崎の方が試合巧者だし、個々の能力は高いものがある。

前半は完璧に長崎にやられた。

でも後半は長崎も浮足立っていた。

最初から後半のような戦いをやろうよ。

試合の最初と最後にゴールマウスに弾かれる不運。

たらればでも言いたくなるよな。

すぐに来る試合。

切り換えるには好都合!

やるっきゃないでしょっ!

頑張れ!鹿児島ユナイテッドFC!





コメント

  1. かわいだ より:

    白波で見もした。残念、よくないとこも随分いいたいこともあるけど我慢。
    れいれいコンビ(令衣と怜)がんばってました。90分やれたらもっといいんですが。
    なによりよくもわるくもシャケさま(酒本)だのみかな?と思いました。
    シャケをあの位置で使って機能させたスタッフの英断には脱帽、
    友人のセレッソサポもおどろいています。

    ニウドもよく相手のボールを刈って効いているところはあるんだが、攻撃時の不正確さがもう一つ
    八反田―怜のボランチが機能することを願います。

    なにより、J2さいこー、1000人近くもアウェイサポが来るなんて。
    じぇったい残留、キバレ

    • えどづめ より:

      コメントありがとうございます。
      酒本は本当に凄いと思いますよね。
      技術は何歳になっても裏切らない。技術があればポジションはあまり関係ない。
      それを体現してくれてると思います。

      スタジアムがガラガラよりも、人が入ってる方が当然選手も気合が入るし、見ている自分達も興奮してきますよね。
      アウェーに大勢のサポーターが駆けつけてくれるのはありがたいですよね。