攻撃的志向チームの典型的な負け方。新潟戦、レビュー



鹿児島ユナイテッドFCを関東から応援するえどづめのJ2第20節、アルビレックス新潟戦ゲームのレビュー。

明治安田生命J2リーグ第20節、ホーム白波でアルビレックス新潟戦、1ー3で敗戦。

残念。



6月29日の土曜日。

雨上がりで蒸し暑かったそうで。

応援に行かれた方、ご苦労様でした。

5,133人の観客。

新潟のスタメンは、前節より2人変更

GK、大谷、DF、新井、岡本、大武、堀米、MF、戸嶋、カウエ、フランシス、高木善朗、渡邉新太、FW、レオナルド

ユース上がりの岡本が先発デビュー。

鹿児島のスタメンは前節から4人変更。冨成、堤、牛之濵が外れて田中奏一、水本、酒本が先発。

GK、アン ジュンス、DF、田中奏一、水本、赤尾、砂森、MF、ニウド、八反田、五領、枝本、酒本、FW、韓勇太

野嶽惇也がベンチ入り、怪我から帰ってきた。

藤澤が2試合ベンチ外。怪我?まさか移籍じゃないよね、、、

ガンバレ!

前半

鹿児島は新潟のプレスをかわし押し込む事が出来る。

新潟はレオナルドに長いボールを入れるが鹿児島ディフェンスが防いでいる。

8分

新潟の後ろでのボール回しを枝本、ヨンテ、酒本、五領が前からのプレスで追い込み堀米に長いボールを蹴らせる。

水本レオナルドに競り勝ち赤尾がボールを回収。

赤尾は八反田にパス。八反田は前を向いて降りてきた枝本にパス。

枝本はワンタッチで八反田に落とし八反田が左サイドの砂森に。

砂森は中央のヨンテにパス、囲まれるが獲られずニウドに落とす。ニウドはサイドを右に変えて田中奏一にパス。

田中奏一が酒本にパス。堀米が奪いに来るがかわして五領に入れる。

五領はディフェンスをかわしながら中に切れ込む。クロスして前に走りこむ酒本にパス。

酒本はペナルティエリア内で受けるがそのままさらに大外から走りこんできた田中奏一にパス。

田中奏一がえぐってクロス!

ボールはキーパーを超えて奥の砂森へ!

砂森、シュート!

ディフェンスブロック!

クゥー!

前線のプレスでボールを回収し後ろから繋いでシュートまで。

水本の競り合いから砂森のシュートまでフィールドプレーヤー全員がボール回しに関与した攻撃。

良いゲームの入り。

いいよ!

得点に結び付けたいね。

と、思ってたらカウンターかいっ!

新潟岡本のターンからのロングフィード。

走って受けるのは渡邊新太

田中奏一のスライディングをかわしてゴール前に。

左には渡邊とクロスして走るレオナルド

右から上がってくるのはフランシス

渡邊はフランシスにやさしいパス。

フランシス、ダイレクトシュート!

バー!

ナイスバー!

岡本のターンからのフィードはやばかった。

もろにカウンターを受けてしまった。

田中奏一のスライディングは軽率か。

あそこは時間を遅らせるためにサイドに押しやるべきなのに一番やってはいけない中央に渡邊を導いてしまった。

速い攻めはカウンターも早いカウンターを受けてしまうのでリスク管理は出来ればしたい。

レオナルドの強さ、えらいやばいな。

15分

鹿児島の後ろからのビルドアップ。

降りて受けに来た酒本が奪われそうになるが何とか水本に逃げる。

水本から右サイドの田中奏一、前にいる五領、下げて八反田とパスを回す。

中央から下がってきた枝本に八反田はパス。

枝本の前にはスペースが開いている。

枝本ドリブルを仕掛ける。

奪いに来る戸嶋をかわし岡本、新井もかわし左足でのシュート!

ボールは右隅にっ!

ポストっ!

跳ね返ったボールに酒本!

ゴーールッ!

よっしゃ!

先制っ!

先ほど8分のシーンで鹿児島の右サイドから破られた新潟。

ヨンテ、酒本、五領、八反田、田中と右サイドに鹿児島が人数を掛けている事もあるし、先ほどのイメージも残っていたのであろう。

新潟は鹿児島の右サイドをケアするように片方のサイドに人数をかけていた。

なので中央でフリーでボールを受けられた枝本。

鹿児島の左サイドの大外に砂森がいることも、砂森をマークせねばとフランシスが中央に絞り切れず枝本がフリーになった要因。

あそこで枝本がフリーでドリブルを開始できるのは新潟の守備の位置取りのミスか。

そして枝本のドリブル。

慌てて寄せてきた新潟ディフェンス。

枝本がシュートを打つ時にはヨンテ、酒本、五領はフリーの状態だった。

シュートを打つタイミングでゴール前に詰めに行くのはヨンテと酒本、新潟は大武だけ。

ヨンテもゴール前に走りこんだがこぼれてきたのは酒本の目の前。

神も酒が好きなのか。

酒本のプレーは皆が好きだ。

よしっ!

鹿児島は裏も狙う。

鹿児島は切り替えも早くできているし選手の距離感もいい。

でも新潟のカンターはやっぱり怖い。

鹿児島はスルーパスやワンタッチパス、サイドバックのクロスなどで新潟ゴールに詰め寄る。

ここらへんで追加点を取れると試合は楽になるのだが、、、

35分

渡邊新太が中盤でボールを奪うと新潟のカウンターが発動。

フランシスを経由してレオナルドにスルーパス。

赤尾とレオナルドの競争になる。

二人が倒れる。

笛が鳴る。

えっ、、、

PK?

レオナルドが赤尾を追い越し先にボールを触って赤尾の足にかかって倒れたのでファール。

えー、とるぅー、あれをー、

38分

PKをレオナルドが決めて同点。

アディショナルタイム2分。

最後のヨンテのシュートも岡本に防がれ得点ならず。

1-1の同点でハーフタイムへ。



前半終了

パスを繋いで押し込んで攻撃する鹿児島。

カウンターを狙う新潟。

前半にしてはゴール前が多くなる。

鹿児島のほうはもう少し早い攻めをしたいものだが、カウンターを狙ってる新潟の戻りはしっかりしている、

前半、リードのまま終わっていれば、後半は点が取りたい新潟の逆を取って早い攻めを繰り出せたのに同点に追いつかれてしまった。

後半はまた、イーブンからのスタート。

追い付いた新潟の方が気持ち的には良いが、気持ちで負けてはいけない。

新潟はカウンターの狙いはレオナルド、フランシスのスピードや強さを生かし、ボールを奪ったらまずそこを見る。

長いボールをレオナルドに当てるか、裏を狙いフランシスを走らせる。

そこに渡邉新太、高木善朗をからめさせる。

渡邊がの中央へ切れ込んで堀米のオーバーラップを促す事もある。

試合運びもカウンター用に仕込んできている。

リズムを落としたくない鹿児島に、セットプレーなどではゆっくり時間をかけて鹿児島のリズムを狂わそうとしてくる。

カウンターを狙っていうチームに先にリードを許したら試合は途端に難しくなる。

2点目をどちらが先に入れるのかは重要なポイントになるなぁ。

がんばれ!ユナイテッド!



後半

鹿児島が押し込んで攻撃したい。

新潟はカウンター狙いは変わらない。

54分

鹿児島のコーナーキック。

ショートコーナー。

シュートまで持ち込めず五領の強引なセンタリングは弾かれてフランシスの足元に。

フランシス、ドリブル開始。

やばっ!

マークに着くのは八反田。前にはレオナルド田中奏一。右には渡邊新太砂森

フランシスはレオナルドにパス。

スゲースピードで中央を突っ込んでくるフランシスっ!

八反田は置いてきぼり、砂森が寄せるも届かず。

ジュンスが出る!

フランシスダイレクトでシュート!

ジュンスが弾くっ!

、、、

ボールはバウンドしてゴールの中へ。

ノー!

速いわっ!フランシス!

パスも正確。

各々の走るコースも申し分無い。

完璧なカウンター。

狙われていた形でまんまとやられてしまった。

なー!

60分

酒本out、田上in

新潟、岡本out、加藤in

田上が右サイドに入り枝本がトップ下に。

田中奏一のサイドチェンジから田上がペナ内でフリーに。

田上シュート!

キーパー大谷弾く!

くーっ

欲しいっ!

鹿児島は選手間の距離が広がってきた。

64分

新潟、キーパーからビルドアップからセンターサークル付近でレオナルドが受ける。

ゴール前に走りこむフランシスにスルーパス。

これは砂森がしっかり付いていてクリア。

、、、あれ

クリアのボールがジュンスの頭を超えるループシュートのような形でゴールに吸い込まれる。

えーーーー!

失点。

砂森のオウンゴール。

フランシスのスピードのプレッシャーに少しボールが足に付かなかったか。

うーーん。

1-3。

新潟、渡邊out、チョ ヨンチョルin

71分

新潟、フランシスout、渡邊涼磨

75分

田中奏一out、野嶽惇也in

怪我から復帰!野嶽お兄ちゃん!お帰りっ!

78分

鹿児島がゴール前に押し込んでから新潟の4ー4ブロックの隙をうかがう。

右サイドの野嶽惇也ヨンテに入れる。

ヨンテはキープから外を追い越してきた枝本にスルー!

枝本がゴール脇をえぐってクロス!

砂森のヘディングシュート!

はずれたぁ。

戸嶋に寄せられてジャストミート出来ず。

いいぞいいぞ!

新潟カウンター、ホント、怖い。

82分

五領out、萱沼in

84分

鹿児島も左サイドのスローインから田上がボールを受ける。

田上は反転してペナ内に侵入!

加藤に倒されるっ!

笛は吹かず田上は素早く立ち上がりボールを中央にいる枝本にパス。

枝本の前には大竹

枝本右足のシュート!

大竹のスライディングも間に合わずボールはゴール右隅に。

ポストっ!

うおーいっ!

ポストかよッ!

PKじゃないのかぁ。

いいぞ!

とにかく1点、1点取ろう。

アディッショナルタイムは6分

笛。

総括

前半はゆるかった新潟の守備が後半は強さを増してきた。

そしてブラジル人の個性を生かしたカウンターで撃沈。

新潟の2点目、3点目は共にレオナルドからフランシス。

強さ、速さを見せ付けられた。

この日の失点はある意味3つともに仕方がないだろう。

狙い通りにカウンターを撃たせてしまったのだから。

更にそのカウンターは二人の強力なブラジル人によって作られた。

カウンターの場面をどうこう言ったところで意味がない。

カウンターを狙ってくるチームへの対策はカウンターを打たせないことだ。

ボールを失ったならばその場で何としてもカウンターの発動を止めなければならない。

もしくはカウンターを発動出来ないほど、攻撃で相手を混乱に陥れとかなければならない。

あとはカウンター要因で待ち受けているフォワードにも守備をさせてしまうほど押し込んでしまうかだ。

あとは先に2点、3点と重ねて試合を決めてしまう事も必要だ。

相手を攻めなければ仕方がない状態にしてしまえば、逆にこちらが守ってカウンターでいい。

敵のカウンターが決まる前にこちらがゴールを決める。

そのためにはカウンターを恐れず攻めに人数をかけて、リスクを負って攻撃しなければならない。

、、、まぁ、カウンター受けやすくなってしまうよね。

ならばこちらも、しっかり守ってからのカウンターを狙うか。

レオナルドに必ず二人付けておきフランシス、渡邉、高木のケアもしておく。

5人はしっかり守る人、残りの5人で攻めましょう。

、、、もはや攻撃的ではない。

押し込んではいるが、あと1点足りなくて負けてしまう。

ボールも持ってるし、ゴール前まで行けてるし、シュートも打てている。

けどギリギリのところで体を張られて得点までは至らず。

シュートもバーやポストにあたったり、ちょっと外れて得点までは至らず。

そのうちにカウンターを浴びて失点。

敗戦。

攻撃的志向がカウンターサッカーに屈する典型的なパターンだ。

強力なフォワードがいるカウンターの得意なチームには勝てない。

そしてこの試合はまさにそこにあてハマる試合だった。

だがこれが悪いわけではないと思う。

こういう負け方はこれからもあるだろう。

しかし、ここを乗り越えてこそ、止めることの出来ない攻撃を手に入れる権利を得る。

我慢が出来ないならば攻撃的を手放すしかない。

我慢したところてすごい攻撃力がつくとも限らないが。

でも乗り越えなければ手に入らないことも確かだ。

カウンターを狙ってくるチームをねじ伏せることの出来る攻撃力。

カウンターを狙ってくるチームを力でねじ伏せられたら、もうそれはただの強いチームだ。

そこを目指すのか、やめるかのところ。

その段階に鹿児島は足を踏み入れたのだ。

新潟から沢山の人が鹿児島に訪れてくれたようです。

J2で一番観客の入るチーム。

愛を感じる。

アイシテルニイガタ

好きなチャント。

鹿児島はアイデンティティを確立する事が出来るのか。

早いもので時節で前半戦も終わり。

ちょうど半分。

勝って終わりたいね。

天皇杯は見れないのでプレビュー、レビュー共にやりません。

頑張れ!鹿児島ユナイテッドFC!