ゴールまで辿り着かなかった詰め将棋。山形戦、レビュー『山形対鹿児島』



鹿児島ユナイテッドFCを関東から応援するえどづめのJ2第16節、モンテディオ山形戦ゲームのレビュー。

明治安田生命J2リーグ第16節、アウェーでモンテディオ山形戦、0ー1で敗北。

うーん。



6月2日の日曜日。

天気は晴れ、少々風が、

応援に行かれた方、ご苦労様でした。

6,808人の観客。

山形のスタメンは、前節より2人変更

GK,櫛引、DF、熊本、栗山、松本、MF、本田、中村、柳、ホドルフォ、井出、坂元FW、ジェフェルソン・バイアーノ

三鬼は怪我で出場ならず。

鹿児島のスタメンは前節から枝本、ニウド、堤が外れて冨成、赤尾、中原秀人がスタメン。そして並びを代えてきた。

GK、アン ジュンス、DF、冨成、水本、赤尾、砂森、MF、八反田、中原、五領、藤澤、FW、牛之濵、酒本

堤に代わり赤尾がセンターバックに入る。

冨成が今季初出場で右サイドバックに入り、藤澤が砂森の前で久々のコンビ。

牛之濵はフォワードの位置で酒本と2トップの形に。

ガンバレ!



前半

お互いに球際が激しく強度の強いスタート。

山形は鹿児島の両サイドバックの裏と、そこでファールをもらうこと。

それが監督の指示だ。

6分

赤尾がまんまとジェフェルソン・バイアーノにファールを献上。

キッカーは中村

シュンスケじゃないよシュンだよ。

いやいや、俊輔じゃないよ、駿だよ。

山形の右サイド、タッチライン際からのフリーキック。

ゴール前に上げてきた!

ヘディングシュート!

決まったぁ!

ジェフェルソン・バイアーノ!

先制、やまがたぁ!

えっ?

あっさり、

マーク甘いし、

ボールも良かったけど、

まあ、1点はしょうがないよ。

まだ時間は早いから、攻撃攻撃!

9分

熊本バイアーノへの一発裏。

バイアーノは赤尾を手で押さえながら右足シュート。

キーパー、アン ジュンスが弾く!

強いなぁバイアーノ。

赤尾だとちょっと不安か。

10分

砂森牛之濱とワンツーで抜け出す。

中央には酒本と後ろから藤澤。外から五領が走り込む。

砂森は藤澤を選択、ボールは藤澤へ。

藤澤ヘディングシュート!

上っ!

枠の上に外れた。

牛之濱と砂森のナイスコンビネーションで山形ラインを突破。

酒本がニアに飛び込むことで藤澤の入るスペースを作る。

そのスペースを見逃さない藤澤と、

ピンポイントクロスの砂森。

山形ディフェンスの寄せも速かったけど、枠には飛ばしたかった。

山形のプレスをかわし、大きく展開してゴール前まで運べている。

17分

山形は裏を狙いファールを誘う。

五領イエローカード

徐々に山形の裏へのボールはラインコントロールでオフサイドにはめれるようになる。

ビルドアップもしっかり出来ていて、奪われたとしても切り替えを早く奪い返す。

前への人数のかけ方も出来ていて山形もやりずらそう。

中を使ってからの外と、押し込み方も完璧。

狭いスペースにも進入するがシュートまでもうひとつ。

37分

赤尾のクイックリスタート!

山形守備陣が整う前に藤澤へ。

藤澤、受けてゴール脇に侵入。

中には牛之濱が飛び込むッ!

藤澤低い速いクロス!

牛之濱、触れずーっ!

ゴールの前を横切ってったー!

クーッ!

あとちょっとだったよっ

惜しい!

山形に隙が出来てきたが、隙はしっかり決めきらないと、何度も見せてくれないよ。

毎度、隙があるのならそれは隙ではなくてザルだよ。

押し込んでチャンスは作るも得点できず前半終了。



前半終了

鹿児島がボールを持って攻め、山形は裏への一発カウンターという図式。

山形はファールを誘いセットプレーを狙ってくる。

立ち上がりにまんまと狙い通りにゴールを献上。

しかしその後は、裏へのボールはオフサイドにはめる事で対処。

ボールの出し所にもきっちりプレスに行っているのでオフサイドも取りやすい。

ビルドアップもプレスを掻い潜り速い攻めを見せることで山形もハイプレスを諦め5ー4で自陣ゴール前に砦を築く。

鹿児島は切り替えも速く、ボールの回収も出来ていて押し込むことに成功。

一旦中央で縦パスを入れることで中に食いつかせ、そのあと空いている外に展開。

外から崩しにかかるなど、中と外の使い分けもバッチリ。

しかしブロックを作って守りきれるのが山形。

伝統的にそれができるチーム。

それが山形。

押し込んだからといっていつか点が取れるとは思えない。

特に山形は先制している。

先制点を守るのは得意なものだ。

それが山形。

鹿児島が押し込めているのも、山形が先制したことでもう受けに回っていることも要因だ。

押し込んだ状態から、中と外で揺さぶりをかけてギャップを開けさせる事が必要。

中、外、中、外、とミスなく揺さぶれば必ずギャップが出来る。

パスは速い方が良い。

でもミスしたら台無し。

やり続けて隙をどんどん作ることが必要。

足が動かなくなる、頭が働かなくなるなど、隙が大きくなれば得点へのギャップも生まれるだろう。

疲れさせて集中力を削ぐプレーを続けたい。

相手が先制した事でブロックを築いてしまい、まるで穴熊戦法のようだ。

さぁ、ならば後半戦は詰め将棋だ!

J2屈指のブロック要塞を、どうやって切り崩していこうかね。

このミッションが成功したならば、もうJ2に怖い要塞はなくなる。

あっと、もちろんカウンターには気を付けてね。

やってやろうぜ!ユナイテッド!



後半

山形は再び前からのプレスを強く仕掛けてきて奪ったら裏を狙う。

鹿児島はプレスをかわしビルドアップ。

ゴール前までいけている。

49分

井出、イエローカード

鹿児島は中央に楔を入れて外に回し、切り込んでミドルとかクロスからヘディングシュートなど、シュートは打てている。

55分

山形が2トップにシステムを変え、前のプレスの人数を増やしてきた。

ジュンスを含めた後ろでのビルドアップを奪われて2度のピンチを迎える。

最終的にコーナーキックに逃れ山形のコーナー祭りになるが何とか防ぐ。

ジュンスのビルドアップスタートのパスをどこに出すかの選択は、もう少し工夫が必要。

そんで、山形のセットプレーは怖いわー。

59分

酒本out、ヨンテin

ヨンテ髪型っ!

気合い入ってるゥー!

ヨンテが入ってきたのでジュンスはヨンテをターゲットにゴールキックを蹴る。

ヨンテのポストプレーのこぼれ球を何とか拾いマイボールに。

八反田、秀人、冨成、一旦水本に下げて、赤尾へサイドチェンジ、

そこに砂森が受けに下がる。

砂森はターンしてドリブル、牛之濵とワンツーをかわし、さらに冨成とワンツー、

さらにさらにダイレクトで外に開いていた五領にスルーパス!

五領フリー!

しかしちょっと足元に入ってしまう。

シュートはヒットせず枠に飛ばない!

惜しいよ!

左利きの五領のため砂森は左足に向けてパスを出したかもしれないが、もう少し前に出してワンタッチもしくはダイレクトでシュートが打てるようなパスだったら良かったか。

結局右足でのシュートだったし。

最後のパスまでは完璧だよ!

美しいパスワークからのシュートまで。

これが決まれば週間ベストゴール入り間違いなし!だったのにぃ。。。

62分

冨成out、田中奏一in

63分

山形、ホドルフォout、山田in

ジョンソン監督、山形の栗山のシューズの紐の結びなおしにキレる。

審判に注意を受ける。

68分

栗山、イエローカード

山形はファールで止めるシーンが多くなってきた。

70分

山形、井出out、大槻in

75分

松本、イエローカード

鹿児島は完全に押し込んでいる。

しかし山形の守備ブロックは堅くこじ開けられない。

強引にミドルとか打っても、、、

78分

中原秀人out、ニウドin

79分

中村、イエローカード

激しいボールの奪い合い!

81分

八反田が大きく左に展開。

砂森がドリブルで持ち運び中に切れ込んでくる。

牛之濵にパス。

牛之濵は山形守備に囲まれながらワンタッチで外にいる藤澤に。

藤澤がクロスを上げる!

ヨンテ、ニウドに届かずキーパー櫛引がパンチングで弾く!

これを八反田が拾う。

今度は右サイドの田中奏一に。

田中マイナスのクロス!

ニウドがヘディングで後ろに流れるが拾ったのは藤沢

ディフェンスが詰め寄る!

隣の五領にパス!

五領はヒール!

後ろにいたのはニウド

ニウド、コースを狙ってシュート!

枠を捉えられずゴールの上へ。

ギューーーーー!

リューーー!

バーーー!

ジィーーーーー!

グググググググググググッ!

キマラナイ!

なんでっ!

完璧だったよ!

山形は人数を掛けてゴール前を固めているのにそれを上回ってシュートまで。

楽しい!

楽しい!

楽しい!

ゴールが決まればっ!

もう少しだ!

頑張れ!

84分

五領が一発裏狙い。

抜け出したのは藤澤

しかしシュートは打てず牛之濵に落す。

牛之濵はワンタッチで中央のヨンテへ。

ヨンテも打てず、牛之濵に戻す!

牛之濵打つかぁ!

いや左の砂森に渡す!

砂森シュート!

ブロックッ!

ノーッ!

決まれッツーの!

裏が空いていると見たら、そこをつける五領。

山形の必死の守備で最終的にはブロックされたがいい形だった。

惜しいんだよ!

押せ押せ、

攻撃の厚み、多彩さに圧巻!

85分

五領が中央のヨンテに縦パス。

ヨンテ振り向いてミドル!

ブロックされてボールは高く上がる。

落下点には砂森!

ダイレクトでクロスッ!

牛之濵がヘディング!

キーパー櫛引弾く!

ヨンテッ!

詰めきれずキーパーキャッチ!

あーーーーー!もう!

なぜだっ!

86分

水本、イエローカード

やばい位置での山形フリーキック。

キッカーは中村

鋭いシュート!

ジュンスーーー!

ジュンスが弾いた。

枠入ってたよ。

ナイキーッ!

88分

鹿児島は左サイドで仕掛けては奪われるが切り替えが早くすぐに回収を繰り返す。

五領がフリーでボールを持つ。

ディフェンスを背負っているヨンテに楔の縦パス!

ヨンテキープから右サイドの田中にスルーパス!

一対一!

田中キーパーと一対一!

右足のシュート!

いや、クロス!?

飛び込んだのは牛之濵!

が、、、、、、キマラナイ!

最後にさわったのは山形か。

なぜに入らない。

ホワーイッ!

アディッショナルタイムは4分

93分

山形、ジェフェルソン・バイアーノout、坂野in

95分

ニウド、イエローカード

笛。

総括

セットプレーからの失点、、、、

うーん

あと少しまでいくがゴール決まらず、、、、

うーーん

無得点、、、、

うーーーん

勝てず、、、、

うーーーーん

敗戦、、、、

うーーーーーん

文字で見るとなんの進歩もない。

今までにもよくあった敗戦のしかた。

のように見えるけど、わたくし、えどづめ。

大満足です。

いや、満足までは言い過ぎですが

非常に良かったと。

中央からも右サイドからも左サイドからも攻めた。

細かいパスを繋ぐ攻撃も一発裏を狙うパスもクロスもワンタッチの連続もフリックもヒールもあらゆる手を使って攻めた。

その上での無得点。

あとは、決める人がいれば、、、、

いやいやいや、そこがいないからこれだけの攻撃を繰り出してるんでしょ。

攻守の切り替えを速くして奪ったらとにかく縦に速く。

それが無理なら人数かけて押し込んで、コンビネーションで崩してシュートまで。

あとは、決めるだけだけど。。。

決める人がいないなんてどのチームにもあること。

鳥栖だって、トーレス金崎いても得点できていなかった。

実績のある選手がいたところで、起こるときは起こる。

鹿児島のフォワードは皆若い。

期待はしても、責任を負わせるのはまだ先だろう。

誰が出ても質が落ちないサッカーが出来ている。

あんだけ凄かったニウドを外しても、福岡戦より山形戦の方が良かった。

選手交代しても勢いが落ちることはなかった。

福岡戦よりも横浜戦よりもすばらしい試合。

どんどん更新している。

結局山形の守備を崩すことは出来なかった。

詰め将棋を解くことは出来なかった。

ゴールに必要なものはなんだろうか。

もう、それにはあとひとつだ。

自信のみ。

ゴールの自信はゴールでしか生まれない。

ゴールを決めた自信がシュートを打つときの余裕に繋がる。

余裕があれば、もう少し見えるものが増える。

見えるものが多ければより良い選択を選ぶことが出来る。

正しい選択をすればあとは、ミスをしないだけ。リキむ事もない。

このままで得点出来るのだろうかとチームが疑心暗鬼に陥るのが怖い。

だがそんな心配は要らないだろう。

誰もが信じてやっている。

確かに山形は早々に得点したために、重心を後ろに構えてしまった。

押し込めたのはそのためだ。

でもあんなに押し込められる?

こんなにも多彩な攻めを出来るようになったんだ!

それに驚き、そして感動してる。

力がないとあそこまで出来ない。

あのゴールが決まっていれば勝てたはどのチームでも言える事。

後はゴールを決めるだけは強いチームにしか言えない事。

鹿児島は強い!

いや、強くなった!

いやいや!強くなっているっ!

祭が始まるのはもうすぐだ。

踊る準備は出来ている。

あとひとつ、ちょっとしたこと

それで始まる。

頑張れ!鹿児島ユナイテッドFC!!