監督が外せなくなるような結果を監督は待っている。福岡戦、レビュー

鹿児島ユナイテッドFCを関東から応援するえどづめのJ2第15節、アビスパ福岡戦ゲームのレビュー。

明治安田生命J2リーグ第15節、ホームでアビスパ福岡戦、0ー1で敗北。

うーん。

5月26日の日曜日。

天気は夏!暑い!

応援に行かれた方、ご苦労様でした。

5,925人の観客。

福岡のスタメンは、前節より3人変更

GK、セランテス、DF、石原、ウォン ドゥジェ、篠原、吉本、MF、鈴木惇、前川、石津、 松田力、田邉草民、FW、ヤン ドンヒョン

石津は怪我からのスタメン復帰。

鹿児島のスタメンは前節から萱沼、韓 勇太(ハン ヨンテ)が外れて五領、枝本がスタメン。

GK、アン ジュンス、DF、藤澤、水本、堤、砂森、MF、八反田、ニウド、牛之濱、五領、枝本、FW、酒本

ガンバレ!

前半

鹿児島はなんかふわっとした入りか。

福岡の方が気持ちが入っている。

6分

酒本が倒されフリーキックを獲得する。

酒本、八反田、五領のサインプレー。

八反田と酒本が壁になり、五領が蹴ると思いきや、、、、

五領は蹴らずに走り抜ける、その時八反田がボールを横にちょこんと、酒本が止める、

クロスを上げたのは八反田だ!

ボールはファーに!

大外に

ヘディング!

が、その前にクリア!

コーナーになる。

あれっ?

サインプレー?

今年初めて?

セットプレーを練習する時間が出来たのか、それとも流れから得点できないので、、、、からなのか。

まぁ、武器は多い方が良い。

9分

鹿児島ゴール前でファールがありフリーキックをジュンスが大きくキック。

こぼれをニウド、八反田で拾い、藤澤へ、

藤澤、に下げるパス。

堤は砂森にサイドチェンジ。

砂森は前にいる牛之濵に縦パス、

牛之濵は前を向きドリブル、

二人に囲まれながら、前から受けに来た五領にパス。

五領も囲まれるが横にパス。

受けたのは枝本!前には酒本

枝本は右にパス!

藤澤!

走り込んで来て、ドフリー!

が、パスが弱い!

切り返してしまい、シュートが打てず結局コーナーへ。

このプレーには、チームとして狙いがバッチリな展開と3つの改善点があった。

藤澤が堤に下げたパスがサイドチェンジしてギアを上げるぞのスイッチのパス。

砂森はサイドチェンジが来ると準備のために外に開く。

堤は素早く砂森に強いパス。

福岡守備はスライドを急ぐ。

牛之濵、五領と守備の間でボールを受ける。

ここまでは完璧。

その後、酒本は福岡のセンターバックの前でボールを受けようとしていたが、枝本にボールが出た時に枝本とクロスするように下がってしまった。これはストライカーの動きではなくミッドフィールダーの動きだ。

フォワードならばここはゴールに向かって欲しかった。そうすれば次の藤澤はもっと有利な状況でボールが打てたはず。

そして枝本のパス。

弱い。

サイドチェンジで福岡守備はスライドして、更に石津の戻りも中央に向けてだったので、右サイドを上がってきた藤澤はドフリー状態。

枝本にはキーパーの前に強く、シュートを打ってくださいとのパスを出して欲しかった。

そして藤澤は例えパスが弱くても切り返さずにシュートを打つためのファーストタッチをして欲しかった。

そして時間をかけずにシュートを打って欲しかった。

展開は素晴らしかったのだが、シュートまでのプレーの細部がもうひとつだと思った場面。

12分

砂森に速く強い縦パス。

砂森はフリックで酒本に、

酒本はすれ違う形で牛之濵に渡す。

牛之濵はボールが足元に入りすぎてトラップが大きくなるが、これがパスのようにで五領に渡る。

五領がドリブルでシュートコースを作ってミドルシュート!

が、キーパーの正面。

惜しいっ!

福岡のディフェンスがついてこれない崩し。

鹿児島の時間が続く。

17分

福岡、吉本にイエローカード。

酒本に対してアフターで。

福岡のプレーが荒くなってきた。

鹿児島は良い距離でプレー出来ている。

22分

最終ラインでボールを回す福岡。

左でビルドアップし中盤に降りてきた前川にボールが渡る。

ヤン ドンヒョンが裏を狙う。

そこにパスが出る!

ペナ脇取られた!

ドンヒョンクロスを上げる!

飛び込んで来るのは石津と大外から松田力

ボールは石津へ

ダイレクトボレー!

外れる。

ゴール脇に。

危ないな。福岡の狙いは、鹿児島の高いディフェンスラインの裏だ。

気を付けよう!

ジュンスからのパスを狙われ、プレスをかけられる。

かわせず、奪われ石津にシュートを打たれるが、ジュンス正面キャッチ。

大丈夫。ビビらずやり続けよう!

23分

給水タイム。

34分

福岡をゴール前に押し込んで、右サイドの藤澤が中央の枝本に、

枝本はペナ脇に砂森を走らせる裏へのパス。

砂森追い付きワンタッチで落とす。

そこにいたのは五領!

ダイレクトシュート!

が、ミート出来ずっ!

サイドチェンジは速くが、鹿児島は徹底されている。

36分

鹿児島の右サイドを福岡に押し込まれ、なかなか抜け出せない。

石津からニウドがボールを奪うが転々とタッチラインに転がる。

しかしこれがラインを割らずに、石原が拾いクロスを上げる!

ヤン ドンヒョンのヘディングシュート!

ジュンス!

右手で弾くっ!

ナイス、ジュンス!

ちょっと隙が出た。

集中!

39分

藤澤と競り合った田邊にイエローカード。

危ないプレー。

ライダーキックかっ!

42分

運動量が落ちてきた鹿児島と、この時間にハイプレスをかけてきた福岡。

ニウドが狙いどころになり囲まれて奪われる。

鈴木が、強い縦パスをヤン ドンヒョンへ、

ドンヒョンフリック!

抜けてきたのは石津

対応するのは。外からは松田力が走る!

石津は浮かせるクロス!

松田がヘディングシュート!

キーパー正面。

ジュンスキャッチ!

アブねー!

前半終了

鹿児島がボールを持って攻め、福岡はカウンターという図式。

立ち上がりは鹿児島の距離感もよくパスも周り押し込んでからのサイドチェンジなど上手く攻めれていた。

速い展開でボールを前に運べていたので福岡も引いて守る形に。

しかし暑さもあってか、運動量が落ちて攻守の切り替えが遅くなると、福岡が高い位置からのプレスを仕掛けてくる。

終盤はショートカウンターを受けるシーンがいくつかあった。

福岡の狙いは鹿児島の高いディフェンスラインの裏だ。

プレッシャーがある時は、後ろでボールを回すことも少ない。

ボールを大事に自分達から、、、は捨ててきた。

井原さんが作った福岡のサッカーに戻してきたようだ。

しっかり人数かけて守りカウンター。

鹿児島の対策としては有効な手段だ。

今の鹿児島には、しっかり人数かければ守れる。

自分達から攻めてカウンターを喰らうよりまし。守ってカウンターの方が勝利への確率は高い。

シーズン3分の1が終わり、理想を諦め現実を取りに来たのか。

とりあえずこの試合だけでも是が非でも勝ちたいという事なのか。

福岡はラフプレーが増えてきた。

怪我をして欲しくはないが、恐れてプレーが弱気になっても駄目だ。

暑さですべてのプレーを全力では無理だろう。

早めに先制点を奪いたい。

暑いから集中力も必要だ。

押し込む時間は鹿児島のほうが多かったが、決定的なシーンは福岡のほうが多かった。

隙を作らないこと。

早めに1点取ろう!ユナイテッド!

後半

鹿児島は速い縦パスをサイドでガンガン入れる。

福岡は長いボールをキーパーとセンターバックの間に入れてくる。

54分

ゴールキックを鹿児島はプレスではめに行く。

キーパーのキックは松田を狙う。

牛之濵がプレス。

松田はワンタッチで後ろの石原へバックパス。

枝本がプレス。

石原はワントラップしてパスコースを作り中盤の田邉にへパス。

八反田とニウドがプレスに行く。

たまらず田邉はセンターバックのウォン ドゥジェに下げる。

ドゥジェには酒本がプレス。

たまらず前に蹴る。

センターサークル内で水本がヘディング。

この浮いたボールを八反田が上手く前にいる酒本へ。

酒本胸とラップで前を向く。

福岡は守備が整っていない!

後ろから五領が追い越してくるっ!

が、酒本はミドルシュート!

ディフェンスにあたりコーナーキックへ。

個人的には五領を使って欲しかったが、すばらしいのはその前のプレス。

ひとりひとりちゃんとプレスに行くことで、福岡のパスはボール2つ分ずれて最終的に蹴るしかなくなった。

そしてボールを回収してからの早い攻撃。

得点にはいたらなかったが、今後も必ず必要なプレー。

続けていこう!

解説の柳崎さんが鹿児島のセットプレーには工夫が必要とのコメント。

仰るとおり。

やっぱ、あまり練習してないよね。

ショートコーナーでも使えばいいのに。

55分

コーナーキック崩れを鹿児島がキープし、後ろでパスの出しどころを探している。

センターサークルからが左に開いているニウドに大きく展開。

ニウドライン際でトラップ、なんでここにいんの?

ニウドは中に居る枝本にパス。

枝本はドリブルで前に運びゴール前にいる牛之濵に3人のディフェンスの間の狭いところを通すパス。

牛之濵はトラップ出来ずボールは鹿児島の右サイドに流れていく。

福岡サイドバックの石原がボールを拾うがシュートを打った牛之濵が猛ダッシュでプレスに行く。

石原は鈴木に渡す。

そこを五領と酒本が挟んでプレスいく。

酒本は福岡センターバックの篠原へのパスコースを消す動き方。

石原には牛之濵がついている。

鈴木はパスの出しどころがない!

そこに五領が襲い掛かるっ!

酒本も挟みに来る!

二人で奪ったっ!

ボールは五領!

前にはキーパーのみ!

五領左足でシュートー!

クロスバーッ!!!

うぃーッ!

惜しいッ!

くぅーーーはずれたかぁ、、、

ひとつのプレーが終わっても、切り替えを早くプレスに向かった牛之濵。

そのダッシュを無駄にしなかった二人。

酒本のコースを消しながらボールに詰めていくライン取りの上手さ。

そして五領の奪い取る力。

あとは入れるだけだった。。。

続けるしかないよ。

そろそろ疲れが出てくる頃かも。

頑張って早く得点したいっ!

57分

鹿児島のビルドアップを福岡に狙われる。

ニウドを囲んで取ろうという狙いが前半からありまんまとジュンスのパスを4人で囲まれ、奪われ、ドンヒョンにシュートを打たれる。これは外れるが。

やり返されてるーー

58分

ニウドが左サイドのキワから、大きく逆サイドに展開。

抜け出したのは藤澤だ!

藤澤中に切り替えして左足のミドルシュート!

ウウゥッ!

キーパーに弾かれる。

力強いシュート!

ゴール枠にいってた。

惜しいね!

60分

松田力にイエローカード。

ちょっともめる。

62分

福岡、石津out、城後in

鹿児島は攻め急いでいるのか、疲れてきたのか後ろからのビルドアップの出口を上手く作れないでプレスに掛かる。

64分

福岡のカウンターキックを水本とドンヒョンが競り福岡のスローインに。

鹿児島の戻りが遅い。

福岡がすばやくリスタート。

スローインをドンヒョンに。

ドンヒョンはキーパーの前にクロス!

ああっ!

松田力がフリー!

ヘディングシュート!

決められたぁー!

何だよーっ!

守備陣形を整える前に決められてしまった。

どこかで遅らせる必要があった。

ドンヒョンにフリーでクロスを上げられたところが一番止められそうなところだったか。

スローインになり、鹿児島は一息つきたくなったのだろう。

準備は出来ていなかったが人数は戻っていたので何とかなると思ったのか。

暑さで考えることを休めてしまった。

しかし福岡はプレーを止めなかった。

点だ!

得点だっ!

追いつけ追い越せ!

67分

枝本out、中原秀人in

酒本out、萱沼in

68分

水本の前線への大きいパスを牛之濵がヘッドですらす。

そこに走りこんできた秀人!

秀人のシュート!

強さが無くキーパーにキャッチされる。

いいぞ、打っていこう!

72分

福岡、前川out、北島in

福岡はしっかりブロックを作りカウンター狙いに完全にシフトチェンジ。

崩すのが難しくなってきた。

速いサイドチェンジが効果的だ。

福岡はガンガン裏に放り込んでくる。

押し戻されてしまう。

82分

八反田out、田上in

レジェンド登場!

ゴール前に押し込むが福岡守備を崩す事が出来ず、決定的にまで至らない。

田上もいいアクセントになっている。

もう少しだっ!

87分

福岡、田邉out、實藤in

89分

田上のシュートも決まらずコーナーへ。

アディッショナルタイムは4分

92分

福岡キーパー、セランテスに遅延行為でイエローカード。

押し込むが、得点奪えずそして

笛。

総括

失点のシーンは鹿児島の得点したい気持が前へ前へ人数を掛けてしまい、体力的にすばやく戻る事が出来ず準備して構える事が遅れてしまった。

ここら辺は危機管理とゲームコントロールがまだまだ未熟ということ。

すばやく切り替えて戻るところは戻らねばならないし、

戻れない時間なら、前掛りを抑えリスク管理をしなければならない。

まぁ、このくらいの失点ならサッカーやってれば普通に起こることと割りきっちゃっても良いと思う。

防げない失点ではないのでミスと言えばミスだが、あぁやれば防げたってすぐに改善できる失点の仕方。

問題は得点出来なかったところか。

ゲームは作れている。

パススピードも試合ごとに速くなっている。

縦パスも速いし、サイドチェンジも速くなっている。

止める技術に関しては、ミスをしたり奪われたり時間が掛かったりと、まだ足りていない所もあるが。

砂森と牛之濵の関係もスムーズだ。

牛之濵が中に入れば砂森は大外を駆け上がるし、砂森が中に切れ込んでいけば牛之濵は外に開く。

砂森、牛之濵のサイド、藤澤、五領のサイド、どちらのサイドでもビルドアップ出来るし、崩すことも出来るようになってきた。

ジュンスが組み立てにも加わるようになってきた。

これがもう少し進化すればもっと圧倒的に押し込むサッカーが出来るようになる。

こう見てみるとチャンスを作るところまではどんどん良くなっている。

成長し続けているのだ。

毎試合、毎試合。

あとは、決めるところか。

やはり。

酒本のフォワード、いやゼロトップ。

結果は悪かったと思えないが得点出来なかった。

この判断に監督の試行錯誤が垣間見える。

そして迷いがないことも見える。

ヨンテのプレー時間が減っている理由。

彼の圧倒的なキープ力は影響力が強すぎた。

まだ未成熟のチームにとって彼のキープは頼りたくなる物だった。

しかしヨンテに頼っていてはチームの総合力は上がっていかない。

ヨンテに頼るようなサッカーになってしまったら、チームにとってもヨンテにとっても良くない。

ヨンテさえ、マークしてしまえば、鹿児島の武器は無くなってしまう。

チームはすぐに上手く回らなくなっただろうし、上手くいかないことをヨンテのせいにするなんて事が起こるかもしれない。

デビューしたての青年には荷が重すぎる。

しかし今はヨンテに頼ることもなくゲームを作れるようになった。

今ならヨンテを入れてもチームの武器として組み込む事で問題ない。

なのにヨンテを使わず萱沼も外し、酒本をトップに置いてきた。

ヨンテを引き合いに出してしまったが、ひとつの武器を持っているだけでは鹿児島のレギュラーは務まらず、チームとしていかに効果的な事をやり続ける事が出きるかが基準なのだ。

チームとしていかに動けるか。その上で自分の能力、個性を出していけるか。

そういう所を重要視している。

これは監督のぶれないところ。

その先に素晴らしいゴールが生まれることを信じているし、絵が描けているのだろう。

鹿児島中が熱狂出きるようなゴールが。

なのでこのスタメンを福岡戦で送り出してきた。

ただし、結果は出ていない。

チャンスは誰にでもある。

フォワードの4人には奮起して欲しい。

スタメンから外れた萱沼、ヨンテ。

ベンチにも入れない令衣、薗田。

チカラが必要なのだ。4人のチカラが。

これから快進撃をするためには。

監督が外せなくなるほどの結果を出せば良いのさ。

それを監督も望んでいるよ。

頑張れ!鹿児島ユナイテッドFC!!