新たなる希望。大宮戦レビュー『鹿児島対大宮』



鹿児島ユナイテッドFCを関東から応援するえどづめのJ2第8節、大宮アルディージャ戦ゲームのレビュー。

明治安田生命J2リーグ第8節、ホームでの大宮アルディージャ戦、0ー2で敗戦。

残念な結果となりました。



4月の日曜日。

ホーム2連戦となりますが気温は一転して夏のよう。

応援に行かれた方、ご苦労様でした。

4,706人の観客。

大宮のスタメンは、フアンマ、河本を外し、シモヴィッチ、菊地をスタメン起用。

鹿児島は、前節からの変更は4人、赤尾、平出、吉井、枝本、が外れ、水本、田中、五領、中原秀人がスタメンに復帰。五領は今季初スタメン。

水本のJリーグ100試合出場のセレモニーがありました。おめでとう!



前半

鹿児島はアンカーシステムの4-1-4-1でなく、4-4-2のダブルボランチ、2トップに代えてきた。

ゆっくりとした立ち上がり。

鹿児島は最終ラインを高く位置取る。

大宮は後ろで構えてしっかり守備からスタート。

ある程度長いボールをシモヴィッチに当てて、シモヴィッチのポストプレーから攻撃を始める。

17分

砂森のクロスを酒本がヘディングシュートゥ!

DAZNではリプレイ中でよく分からなかったが、ゴール脇まで砂森が侵入しクロス、弾かれるがそのボールを再び砂森がクロス。

中央で待っていたのは酒本。

ヘディングシュートはゴールを外れる。

フリーではあったがヘディングでは距離があったため強く叩こうとしすぎてバーを越えてしまった。

18分

ポストプレーでシモヴィッチが頭でも足元でも無双を何度か繰返し、ボールは右サイドへ。

奥井は自分では行かずボランチの大山へ。

大山はダイレクトでクロスを上げる。

中には大前、茨田、そしてシモヴィッチ!

クロスのボールはそのシモヴィッチを通り越し、大外から入ってきたフリーの酒井へ。

ヘディングシュート!

ジュンス正面!

ふう!

シモヴィッチにマーク付き過ぎ!

19分

スローインから再びポストシモヴィッチが大山に落として、大山はダイレクトでフワリと縦に入れてくる。

ポストシモヴィッチの裏に入ってくるのは再び酒井!

これは堤が読んでいてクリア。そのボールを酒本が大きく前へクリアパス。

ヨンテは競り合うが納められず大宮のボールに。

ここで米澤令衣が大山、菊地、畑尾と三度追い!結局ボールは取れず右サイドの奥井に渡ってしまうが、畑尾のところではあと一歩のところまで追い詰める。

これだよ!これこれ!

令衣の三度追いは前からのプレスを行うためのスイッチの働き。

ヨンテが競ってこぼれたボールを大山が拾うが令衣がプレスにくるので後ろの菊地にパス。

令衣はそのまま菊地へプレス。菊地はその圧があるので右の畑尾にダイレでパス。

令衣は更に追い、畑尾に迫る。畑尾はコントロールしてからパスを出そうとするがそのパスコースは右サイドの奥井しかない

ここで奥井に通されてしまったが、牛之濱がもっと速く奥井へのパスコースを切るように動いていれば、そして牛之濱が奥井にいったならばその牛之濱が離した茨田を秀人が押さえていたら、

ビックチャンスですよ!

令衣が菊地にいった瞬間がスイッチであり、走り出した瞬間に令衣は牛之濱と秀人を一瞬見ている

大宮のビルドアップが上回っていたので奪うことはできなかったが、「前から奪う」がチームとして連動してきているのは良い。

更に言うと、令衣のプレスは本気での奪ってやるぞなので、ディフェンスが嫌がっているのが分かる。

大宮の最終ラインが高くなり、コンパクトな試合になっていく。

26分

鹿児島はクリアボールを右サイドからビルドアップ。田中奏一、五領、酒本。

酒本は、斜めに中央に走り込んできた牛之濱の前、大宮ディフェンスの間にパス。上手く牛之濱が抜けて前には大宮の菊地と大山、そして米澤令衣!

令衣はクロスするように守備2人の間を左に抜けていく。

令衣が開けた右に牛之濱がドリブル!

菊地が対応にくる。

牛之濱はシュート!

外れたぁ!

くうぅっ!

最終ラインからシュートまで、スムーズに流れたキレイなシーン。

牛之濱の斜めの走りと、酒本のそれを見逃さなかった正確なパス。

いいよ!

37分

大宮のスローインを米澤令衣プレス。しかし他の選手がついてこない。大きく右手を振り、ついてこいというジェスチャー

プレスは一人でしたって成功するのは何試合かに一回。

チーム全員で連動せねば。

39分

アン ジュンスからのボールを水本が受けジュンスに戻す。シモヴィッチがプレスにくるが、ここでジュンスは秀人にパス

良いパスだ。大宮の前線のプレスがここで無効に。

秀人はパスを受け前を向く、センターサークル付近のヨンテにパス。

ヨンテは左サイドの砂森に預け前に走る。

砂森は時間を作り上がってきた秀人にパス。

秀人はダイレクトで前にポーンと。

走り込んでいたヨンテが胸で落とす。

落としたボールを令衣がミドルシュート!

ウォーイ!

外れたぁー

巻くようなシュートは僅かにポストの右に!



前半終了

鹿児島は最終ラインを高く取り、攻撃の時には前に人数をかけれる。

大宮の高いラインの裏も上手く使っている。

守備の切り替えも早さが戻ってきた。

しかし最後のところで崩すまでのプレーが出来ていない。

だいぶ良くはなっている。

大宮が前から来なくてボールを持たせてくれるのもあり、鹿児島はやりたい事が形になりつつある。

ヨンテのポストと米澤令衣の関係も向上している。

令衣がいいね。



後半

47分

中原秀人のファールから鹿児島の左サイドからの大宮のフリーキック。だいぶ遠い位置。

キッカーは大前

ゴール前に上げてくる。キーパーの前に鋭いボール。

ニアに一人シモヴィッチが走り込む。鹿児島の守備はシモヴィッチに4人つられてしまう。その後ろから大宮は5人をゴール前に送り込む。すっぽり割れた鹿児島の守備陣の隙間に一人大宮の選手が飛び込んでくる。

キーパーのアン ジュンスは飛び出しパンチングを試みる。

しかし早かったのは大宮の飛び込んできた選手、畑尾だ。

頭で合わせた!

ヘディングシュート!

ボールはクロスバーにあたりバウンドしてゴールの中へ。

あぁぁ。

失点。

大宮は仕込んできた形。シモヴィッチが劣りになってその他の選手が後ろから飛び込む。それを実現する大前の正確なキック力

鹿児島はまんまとやられた。ジュンスの判断ミスもあった。さわれないボールには飛び出さない。飛び出したのなら絶対に触る。

62分

スローインから中原秀人が五領に縦パス。五領は上手くトラップしゴール脇に侵入していくが、ゴール前は大宮の選手が人数でもって固めている。

大宮は無理をせず、ゴール前を固めて失点を防ぎあわよくばカウンターを出せればという戦いかたになっていく。

ゴール付近まで攻め混むことはできるがその先の決定的なシュートまでは出来ない。

カウンターも受ける。

67分

ヨンテout、薗田in

大宮

茨田out、小島in

71分

シモヴィッチout、フアンマin

大宮のプレスが強くなった。

センターバックとボランチの間を埋められるとビルドアップに困る。

78分

酒本out、八反田in

中原秀人out、萱沼inn

交代直後のプレー、フアンマが抜け出し八反田が必死に食らいつくがキーパーと一対一に。フアンマはチョンと触ってループシュート。

ジュンスが飛び込みてを伸ばす。触る。

ボールは、ワンバン、ツーバン、ゴールに向かう。

外れた。

よく触ったよ!

集中!集中!

ゴール前、ゴール脇にまで侵入するが、クロスが中と合うことはない。

84分

田中奏一が右サイドを深く侵入して、ディフェンスをかわしてクロス、惜しくも米澤に会わなかったが、このクロスはディフェンスを交わしたことと、クロスを上げるタイミングをずらして蹴っていたので大宮のディフェンスも対応しずらいプレーだった。

結局クリアボールが大宮のカウンターになりそうになり、八反田がフアンマのユニフォームを引っ張ることで防ぐ。が八反田がイエローカードをもらう。

85分

大前out、ダヴィッド・バブンスキーin

アディッショナルタイムは4分

92分

前掛かりいきたい鹿児島だがその隙を、フアンマ、小島、バブンスキーの途中出場トリオにやられてしまう。

フアンマの落とし、小島のスルーパス、バブンスキーが抜け出し冷静にシュート。

あぁぁああ!

総括

4連敗。6試合無得点。

最下位。

なんだ、この感じ。。。

心は穏やかだ。

負けたのに。

いや、確かに悔しい。それは間違いない。

相手が大宮だからか?

「大宮さんに勝つのは簡単じゃない」、逆に「金沢さんや水戸さんには勝てるよ!」という心の中のリトルえどづめが言っていたのか。今日の敗けはショックが薄い気がする。

負けることに慣れてしまったのか?

そしたら危険だ。

いやそうではない。

劇的に変わったわけではない。

決して今が良いとも言えない。

しかし良くなった所は確実にあった。

それを確認できた。

楽観することではないが、中3日でチームの成長を感じられたから、ショックも薄いのだ。

新しい形態へとチームは変わろうとしている。

きっかけと気持ちでいくらでもチームは変われる。

この日は暑くなった。

日本の夏はもっと暑い。

これからその暑い季節に突入していくのだ。

夏場のサッカーになると水戸はあのサッカーを続けられるのだろうか。

金沢は続くのだろうか。

岐阜も伸び悩んでいる。

今調子がよくてもこれが1年間続かないのがJリーグだ。

夏場に盛り返すチャンスは十分に

ある。

あるさ。

出来る。

その希望のひとつの光は令衣かもしれない。

前を向く姿勢。プレスをかけるうまさ、見ている場所のセンス。

期待をせずにいられない。

そして走るしかないじゃないか、全員で。

守備も全員、攻撃も全員で。

やろうよ!

行けるよ!

これはただの希望的楽観ではない。

何せ魔境なのだから、J2は。

面白くしてやろうぜ!

4月は最下位だった鹿児島がこんなにも強く、、、

そう言われようよ!

頑張れ!鹿児島ユナイテッドFC!!





コメント

  1. しみずやすゆき より:

    昨日の鹿児島ユナイテッドの試合見てきました。負けはしましたが金沢戦に比べれば良い内容ていうか希望の持てる部分もあったんではないでしょうか。タラレバの話ではありますが前半に1本でも決まっていれば、というのは感じます。特に前の4人のプレーは個人的に好きですし、気持ちを感じます。米澤、ヨンテ、牛之濱、五領。当然、役割分担はあるのでしょうが、ひたむきな仕掛けていくふをサポーターも期待しているのではないでしょうか。個人的には八反田康平のプレーが見たいです。八反田、すがぬまが出てきてリズムが変わったような気がしますが・・ つなぎも出来ると思いますし、攻撃面での可能性を感じます。素人の意見で申し訳ないですが。とにかく、勝利、その為のゴールを待ちわびて応援していきます。鹿児島ユナイテッド、頑張れ✊‼️

    • えどづめ より:

      コメントありがとうございます。
      本当に今が応援する時だと思います。
      こういうときの応援が選手の力になると思います。
      皆で応援していきましょう。